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#WiLLSeed異業種・越境学習

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WiLLSeedが提供する異業種・越境学習関連の記事をまとめました
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#社会課題

vol.4若手向け越境学習~社会課題解決PBLにおける学びとは~

vo.3の記事はこちらをご覧ください。 6.  社会課題解決PBLの参加経験がつなぐ未来 最後に、このPBL参加の経験がどのように自業務につながっていくのかをお伝えし、締めくくっていきたいます。 終了時には、「今回のプロジェクトを経験し、実業務において意識・行動面に変化があれば具体的に教えてください。 」「この経験は、今後のキャリアにどのように活かせると思いますか?」という問いを投げかけており、研修期間の3か月の中で、既にチームの雰囲気をよりよくするために「依頼した仕事が

vol.3若手向け越境学習~社会課題解決PBLにおける学びとは~

vo.2の記事はこちらをご覧ください。 5. なぜ、その「学び」が立ち現れるのか?  まず、協働・チーム運営に関する学びが生じるのは、PBLの特徴として「短期間で/新しいメンバーと/普段接しないテーマで成果を出さなければならない状況」があるからだと考えられます。 短期間で成果を出さなければならない状況であるからこそ、スピーディな個々の実践が生まれるといえます。短期間での成果が求められているからこそ、途中でとどまっている余裕もなく、前に前に進めようとする動きができる状況があ

vol.2若手向け越境学習~社会課題解決PBLにおける学びとは~

vo.1の記事はこちらをご覧ください。 4. 社会課題解決PBLに参加した若手社員の学び・気づき  終了後のアンケートの項目の1つに<今回のプロジェクトを通して、どのような学びや気付きを得ましたか?>という問いを設けました。その項目の回答を整理すると、研修の狙いであった<関係者をうまく巻き込みながら成果を出していく力>、<課題の本質にリーチしていく力>そして、<キャリア観>につながる学び・気づきが多くあがりました。 以下で詳しくみていきます。   1)協働・チーム運営

vol.1若手向け越境学習~社会課題解決PBLにおける学びとは~

1. 「越境学習」「PBL」とは何か? 「越境学習」とは、簡単に言うならば自分の所属する企業や部署の垣根を越え、一定期間にわたって別の業務やプロジェクトへ参加し、新しい学びを得る学習プロセスのことを指します。その中でも、自社の外、社会にある実際の課題解決を目指すプロジェクト型の学習を「PBL」と呼びます。「PBL」はテーマ設定から解決策の立案まで、参加者がより能動的に動き、プロジェクト内での実践や振り返りを通して「自ら」学びを抽出し、学びを得ていくという部分に特徴があります。