【レモンサワー缶 飲み比べ】 第1回:こだわり酒場レモンサワー(サントリー)

 初めの一杯は「まずはビール!」。昭和世代の我々からすると、これまで何度も繰り返してきた当たり前の光景なわけだが、今は若者世代を中心に「まずはレモンサワー!」というのが主流になりつつあるとかないとか……。
 新型コロナウイルスの影響で皆さんもご存じのとおり、外飲みする人は激減。それに代わって部屋飲みを楽しむ人は増加し、缶ビールや缶チューハイの売り上げは好調なよう。特にレモンサワーは群を抜いていて、新商品も続々登場。あのEXILEが愛飲家であることを公言したことも今のブレイクに一役買っていて、「イケてる飲み物」というイメージが一気に広がったように思いますね。それに、昨今のせんべろ、大衆酒場ブームにより、昔からそんな場所で庶民に愛されていたその味が改めて評価されたり、ビタミンCたっぷりのあの爽やかな風味が酒を飲むという罪悪感を感じさせず、健康志向の人たちから支持されたのも、今の人気の要因の一つでないでしょうか。そんな何かと注目されるレモンサワー缶をいろいろ試してみたい!そんな思いから飲み比べしてみることにしました。

 記念すべき1回目は、昨年の発売から売り上げ絶好調だという「こだわり酒場レモンサワー」を取り上げることにしました。レモンの被り物をした梅沢富美男が登場するCMを機会にこの商品を知った人も多いのでは?なかなかのインパクトだよね?
 では、早速、缶を開けてみますか。プシュっ!ゴクゴクっと!
 まず、「こだわり酒場レモンサワー」の感想を語る前に、自分の酒の好みをいっておくと、とにかく酒っぽい酒が好き。日本酒やラム、テキーラが特に好きでハイボールはもちろん濃いめ。カクテルやサワー、ワインなどのフルーティなものは酒を飲んでる気がしなくて敬遠がちだったけど、このレモンサワーはがっつり酒を飲んでる満足感が得られるのにびっくり。とはいえ、焼酎が際立って強いというのではなく、レモンの果汁感や爽涼感も十分にあり、そのバランスが抜群で重い酒が好きな人でも納得する味だと思いますね。「こだわり酒場レモンサワー」はアルコール度数が7度、9度の2種類あり、今飲んでいる7度でこれだけどっしりしていると思うと、9度を飲むのは強い酒が好きな自分でも若干躊躇しちゃうかも……。今日の夕食、春巻きやニラ玉、海鮮焼きそばといった中華ともとっても愛称がいいですね。初回から、かなり自分の好みに合ったレモンサワーに出会ったような気が。
 次回もまた別のレモンサワーを試し飲みするのでお楽しみに!


ライターY
365日、健康診断の前日以外は毎日酒を嗜む中年男子。日本酒、ラム、テキーラ、ハイボールをこよなく愛し、早30年以上。最近はもっぱら晩酌に明け暮れる日々……。酒をおいしく飲むために健康維持も欠かさず、日課はスポーツジム通い。

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