BIツールの棲み分け問題(模索中)
こんにちは。ウィルです。
BIツールの棲み分け問題について自分の考え方を整理してみました!
問題意識:
今使っているから、自分が好きだからという理由だけでツールを選択するのは正しいのだろうか?コストや工数、技術負債がたまりやすくなる可能性があると思う。
真理:
データ分析のツールやプログラミング言語は数10年で置き換わる。
いつか移行することを前提に運用するべきではないだろうか。
前提:
理想のあるべき姿は提示するけど、完璧にツールを住み分けすることはできない。ある程度は許容する必要がある。
業務ツールとBIツール
業務ツール(特定の業務専用のツール)ですべての業務が補えるのであれば、BIツールを使う必要はないと思う。理由は業務ツールは業務のオペレーションや目的も加味してデータモデルが組まれていたり、可視化までしてくれるからです。たとえばTableauで何でも可視化できるからといって、Web解析をすべてTableauで実装しようとすると、一から設計が必要ですし、ユーザーがみたいセッションや離脱などのデータを作らなければいけない場合もあり、中間テーブルが増えたりします。
複数業務の横串の分析であったり、社内にニーズがあるけど業務ツールじゃ対応できないことに絞りBIツールで実装できたら素敵だなと思います。
BIツールとBIツール
パターン1:セルフサービス分析競合
個人の解釈ですが、上記のようなツールは細かい連携や価格、表現力などは異なります。しかし業務でグラフを作って見せる点においてどの製品でも要件が満たせることが多く、綺麗な棲み分けができないと思います。〇〇部署はPowerBIが好き、〇〇部署はTableauが好きみたいな好みの問題がほとんどだと思います。(主観)
個人的にはどれか一つのツールにまとめてたい気持ちが強くなりますが、もし棲み分けするとしたらTableauかPowerBIを全社BIツール、エンジニア組織(※)はRe:dashにわけたいです。細かい表現力にこだわる場合や営業さんが使う場合に全社BIツール、スピーディーにSQLやコマンドでファクトのグラフを確認したい時はRe:dashといった形です。
TableauやPowerBIで作りすぎるとリプレースが手間なので、作り込むことで価値が出る場合のみ全社ツールを使い、簡単なデータ確認はRe:dashみたいな棲み分けができれば理想ですが、そんな綺麗に分けれる現場を見たことがないですww
※エンジニア組織というかSQLやバッチスケジュールを使いたい組織
パターン2:機能的差異
Tableauはセルフサービスで誰でも可視化ができるツール、Qlikはマーケターなどが仮説検証を素早く行ったり、マルチデータを横串に分析するのに最適なツール、Lookerは全社のKPIなどをきちんと管理して正しい数値を扱うことができるツールという認識です。
なんどかブログで記載しておりますが、棲み分けができると思っております。
個人チームレベルで使うツールをTableauにするとデータを見ることが苦手な人もデータを扱えるようになります。Lookerで重要なKPIや部署ごとのSQLロジックを管理することで毎回手作業で人数をかけて行う運用を効率化することができ、スピーディーな意思決定ができるようになるのではと思います。そして部分的にQlikを使うことで通常できないようなマルチデータの仮説検証や分析を素早く行うことができます。
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いかがでしょうか?
みなさんのおすすめのツールの棲み分け方を教えてください!
機械学習と可視化(Plotly)などとBIツールの棲み分けも近々更新したいと思います!
それでは。
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