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1/fゆらぎを体感してリラックスしよう

1/fゆらぎは体にリラックス効果をもたらしてくれると言われています。実は日常にはたくさんの1/fゆらぎが存在していると言われています。今回はそんな1/fゆらぎを見ていきます。


1.       1/f(エフぶんのいち)ゆらぎとは?

1/fゆらぎについてWikipediaを調べてみると、


パワー(スペクトル密度)が周波数 f に反比例するゆらぎのこと。ただし f は0より大きい、有限な範囲をとるものとする。

https://ja.wikipedia.org/wiki/1/f%E3%82%86%E3%82%89%E3%81%8E

素人には意味が全く分かりませんね…(-∀-;)

わかりやすく言い換えると、1/fゆらぎとは「規則的な周期の中にある不規則な『ゆらぎ』」のことを指します。


そんな1/fゆらぎには体が心地よいと感じたり、リラックスする効果があると言われています。実は自然界には数多くの1/fゆらぎがあると言われており、人間の心臓の鼓動、人の神経細胞が発する生体信号の電気パルス間隔までも周期的なようで不規則な1/fゆらぎをしていることが明らかになっています

そのため1/fゆらぎを心地よいと感じるのは体が持つリズムと共鳴しているからなのだと言われています。


2.       どんなものが1/fのゆらぎに該当する?

先ほども言った通り自然界にはとても多くの1/fゆらぎが存在します。

代表的かつわかりやすいものは電車の揺れです。電車はレールの継ぎ目を通るときにガタンゴトンと周期的に揺れるのですが、その揺れに加えて、様々な要因で上下左右に不規則的な揺れが加わります。この周期的な揺れの中に不規則な揺れが入ることこそ1/fゆらぎです。ちなみに、電車に乗っていると眠くなることはありませんか?それは1/fゆらぎの揺れによって、いつの間にかリラックスしているからだと言われています。

他には、先ほど挙げた人間の心臓の鼓動や神経細胞が発する生体信号の電気パルス、の他にも小川のせせらぎ、波の音、ろうそくの炎などに1/fゆらぎがあると言われています。


3.       1/fゆらぎを体感してみよう

ではどうすれば1/fゆらぎを体感することができるでしょうか。

●焚火をする

焚火の中にも1/fゆらぎは隠れています。例えば焚火の炎も1/fゆらぎですし、くべた木が燃えるパチパチッという音も1/fゆらぎです。

焚火を眺めているだけでリラックス効果があるとよく言われますが、その理由は1/fゆらぎを体感しているからだと言えそうです。


なかなか焚火をしようにも場所の問題等難しいのが現状です。そんなときには家で焚火気分を味わうのもよいでしょう。

このハースウィックやバイオエタノール暖炉を使えば家に居ながらにして炎や燃える音の1/fゆらぎを体感することができるはずです。

● ローカル線の電車に乗る

先ほど挙げた通り、電車の揺れは1/fゆらぎです。ですので、電車に乗ることで1/fゆらぎを体感することができるはずです。

ただ、ここ最近技術の進化で揺れを減らす取組が進んでおり特に地下鉄や新幹線は揺れが少なくなっています。本来であれば揺れない方が乗り心地は向上するので良いことではありますが、1/fゆらぎを体感するためには適度な揺れが必要です。そのためにはちょっと地方のローカル線などに乗りに行くことをお勧めします。あまり技術の進歩に追い付けておらず、適度に1/fゆらぎの揺れを体感することができるはずです。


●  海に行く

少し夏まで時期が早いですが、海に行って波の音を聞いて1/fゆらぎを体感するのもよいでしょう。浜辺に行ってパラソルをたてて波の音を聞けばかなりなリラックス効果を体感できるでしょう。


浜辺で使う椅子には一工夫が必要です。海の家から借りるにしてもお金を取られるし、シンプルなアウトドア用チェアだとお尻の部分だけ熱がこもって蒸れたり、砂がたまってしまいます。そのため、メッシュでできた椅子を使うことをおすすめします。蒸れと砂がたまることを防げるのでとても夏に浜辺で腰かける椅子にはもってこいです。

1.       最後に

今回は1/fゆらぎについて取り上げました。規則的に見えてどことなく不規則さのある1/fゆらぎは人間の生体反応にとても近いためリラックス効果があるというのは先に示した通りです。逆にただ規則的な音(パソコンのブーンといったような機械的な音)にはあまり心地よさは感じずむしろマイナスな感情をいだいてしまうことも多いようです。

そんな1/fゆらぎは自然界に数多く存在しているので、自分だけしか知らない1/fゆらぎを探してみるものまた一興かもしれません。

リラックスに深くかかわる「1/fゆらぎ」って知ってる? | キナリノ (kinarino.jp)


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