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体が発する限界のSOSに気づけてる? ~ストレスサイン~

我々人間の体はストレスがたまるともう限界ですとストレスのサインを発しています。あなたはそれにちゃんと気づけていますか?

1.ストレスサインについて

我々人間の体はストレスがたまると不調に陥ったり、気分が悪くなったりと身体、こころ双方に悪影響を及ぼしてしまうということはご存じかと思います。ただ、体はストレスを感じているときからすでに様々なサインを発しています。そのサインはこころや体、それから行動といったところに影響を与えて、少しでも「今ストレスを感じているよ~!早く気づいて~!」と訴えているのです。

もしこのサインに気づかなかったり、無視したりすると、最終的にはストレスをためこみ過ぎて、うつ状態になってしまったり何らかの疾患を罹ってしまうかもしれません。

ですので、体がストレスのサインを出していたら早めに気づいて対処してあげることが肝心です。

2.あなたはサインに気づけていますか?

先ほど述べた通り、ストレスサインは主にこころ、体、そして行動の面に現れます。
それぞれ以下のような症状・傾向が出た場合には、それはストレスのサインかもしれません。

こころの面

・不安や緊張が高まって、イライラしたり怒りっぽくなる
・ちょっとしたことで驚いたり、急に泣き出したりする
・気分が落ち込んで、やる気がなくなる

体の面

・肩こりや頭痛、腹痛、腰痛などの痛みが出てくる
・寝つきが悪くなったり、夜中や朝方に目が覚める
・食欲がなくなって食べられなくなったり、逆に食べすぎてしまう
・下痢したり、便秘しやすくなる
・めまいや耳鳴りがする

行動の面

・消極的になる、周囲との交流をさけるようになる
・飲酒、喫煙量がふえる
・身だしなみがだらしなくなる、落ち着きがない

例えば、いつもの家事や普段のルーティン(入浴、その後のドライヤーなど)にとりかかる時間がかかったり、行動を起こすやる気があまり起きないといった経験はありませんか?
他にはいつもは身だしなみを気にして出かけるのに、なぜかあまり今日は気を遣う気になれないといったこともありませんか?
このような日々の変化もストレスが溜まっているサインかもしれません。

もし、生活している中で、上記のような症状がでているなと感じたり、普段の自分よりなんか動きが遅いな、何するにも気が重いなと思った時には、自分がたるんでいるんだなどと無理に自分を律したりしようとせず、それがストレスのサインであるかもしれないことを気に留めてほしいと思います。

3.サインが出たなと思ったら自分を労ろう

もしこのサインが出たなと感じた時は、ストレスを感じている時です。ストレスの対処法は様々ありますが、とにかくストレスを感じているもの(いわゆるストレッサー)から離れることが肝心です。ただ仕事がストレスの原因といった時など、なかなかストレスの原因と距離を置くことも難しいですよね。
ただ、ひとつこれだけはやってほしいというのは「自分にうそをつかないこと」です。
よく、真面目な人ほど、自分ががんばらないといけないという気持ちになって、いつか体調を崩してしまうということもありますよね。いわゆるこの「真面目な人」というのは裏を返すと、自分の心に対しては「不真面目」であると言えます。なぜなら、体からSOSのサインが出ているにも関わらず、それを無視してまだ頑張ろうとしているからです。「みんなのために」という気持ちは大切ですが、それ以前に「自分のために」やるべきことをやる、自分の内面にうそをつかないことを大切にしてください。

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