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「弱いつながり」 と 「じぶんヒストリー」

*3月13日(土), 14日(日):AMSA会の振り返り 第1弾*

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薬学部を卒業したぽーの講演『ぽーの幸福理論』を聞いて考えたこと。
自分にとってしあわせなときってどんなとき?
・美味しいものを食べているとき
・遅刻ギリギリに二度寝するとき
・好きな友人と飲んでるとき
しあわせは、短期的に得られる“満足感”と長続きする“幸福感”に整理できるらしい。僕の例だと、上2つは満足感、3つ目は幸福感かな。“幸福感”というのは自分一人で得ることができず、目に見える形で得られるというよりは振り返ったときに感じるものだそうだ。人生のしあわせに関して、「人に慕われ惜しまれて死を迎えるような人生を送りたい」という言葉に共感した。

僕は講演や講義を聞くとき、内容をストーリーとして頭に残しておくために、見出しやタイトルのようなものをつけるのが好きなのだが、この講演では「弱いつながり」「じぶんヒストリー」と書いた。

弱いつながり

講演を通して伝わってきたのは「周囲とのつながりを大切にする」ということ。幸福感を得るために、おそらく友達や家族と時間を共有することや他人から頼りにされることは貴重だろうと思う。それだけでなく、選択に悩んだときに客観的な意見や新しい視点を与えてくれるのも周りの人であることが多い。相談できる相手ということを考えると、“弱いつながり”が活きるのかもしれないと思った。強いつながりは、企画や成果物を共に創ることで生まれる絆のようなもので、信頼や応援に繋がると考えている。文化祭に向けて夜中まで準備を頑張った仲間はみたいなイメージかな。一方で、弱いつながりは何度かイベントで話したことがあるくらいの関係で、これは新しい情報やアイデアを得るのに役に立つことがある。というのも、普段近くで活動している仲間は同じような価値観を持つ同じネットワークの中で交流するので、すでに知っている環境やものの考え方を共有することが多いからだ。つまり、自分がメインで所属する団体や集団でのつながりはもちろん、様々な異なるサークルでの知り合いを大切にすることで、新たなアンテナを貼ることができて人間的にも豊かになれるのかなぁと。

じぶんヒストリー

もうひとつ印象に残った言葉が「選択に迷ったら困難な方を選ぶ」というもの。これはまさに“言うは易し行うは難し”で、とても簡単なことではないと思う。過去に険しい道を選択したことで、成長できたり視野が広がったり、自分にとってプラスになるような経験を持つこと、それを心に留めておくことが秘訣らしい。話を聞いていると、大学生活から進路の選択までの様々な場面で「迷ったら困難な道を」というマインドが、ぽーを後押ししているように感じた。実際、就活のときには「小さい頃から一貫して心の中にあるものは何か」と考えたということ。ここから、「自分の過去を尊重する」ということが未来を考えるうえで大きなヒントになるんだなぁと。自分の支えになる哲学のようなものは人それぞれかもしれないが、それは自分史を振り返ることで見つけられるのかもしれない。
僕の場合、「自分が触れる世界のみんなが笑顔になるように」とかかなぁ…。ちょっと抽象的すぎるよね。もう少し考えてみよう。

ぽー素敵な講演をありがとう。そして、卒業おめでとう。

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