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思いついたらラフを描こう

一瞬閃いたアイデアは衝撃的なものであっても少しすると消えてしまうものです。
そんな消える定めのアイデアを少しでも救えれば、あとでネタ不足で困ることもないはず(願望ですが)

そのために私がやっているのがラフ描きです。
思いつきを多少なりとも形にしておくと制作の引き出しが増えるため、後々の発想力に差が出ることが期待出来ます。
似たキーワードである「落書き」との違いは制作を意図した下地、アイデア作りであるかどうか。
適当に描いても良いんですが、描くなら目的意識があった方がプラスになるというのもです。

もちろん、道具は何でも構いません。
いつでも手に取れる場所に置かれたメモ帳、専用のノート、スマホのアプリ、ボイスレコーダーなんてのもアリです。
要はアイデアを吐き出す妨げが少なく、方向性が合っていれば何でもヨシ。

私はメモ魔だった頃の名残でノートやメモ帳が最も使い勝手が良いと感じてます。
筆記具は何でも良い・・・と言いたいところですが、鉛筆が良い感じ。
カリカリとした筆記感、軽さ、手軽さ、削るという行為、削った時に立ち上る木と黒鉛の匂いなど全てが刺激となり、自然とラフの量産に役立っている感じがします。

逆にスマホアプリは(SEなのに)あまり効果を感じません。
他人が作ったインターフェースや、アプリの開発意図が私の利用目的としっかり嵌合していないところが微妙な阻害要因になっているのでしょう。
逆に、人によってはそういった制約がプラスに働くとも聞くので、本当に効果のほどは人に依るんでしょうね。

さて、話は戻ってラフ描きです。
実は絵の制作のことだけを言っているのではありません。
仕事でもシステム概要やclass構成など、今は使わないけど技術的に可能では?というネタを蓄積するのは有効ですよね。
もちろん文章の創作においてもそうです。
(私もnoteの下書きに、いつか発表されるのかされないのか不明な、小説ネタが何本もストックされてるのもラフ描きと言えるはず)

何が言いたいかというと、アイデアは無限に湧き出して来るんだけど、掬い取らなければ虚空に帰してしまうのは勿体無い。掬い取り、形に出来る本数の上限が決まっているのなら、なるべくアイデアを盛り込んだ面白い制作をしようじゃないか。

自戒を込めて、ラフ描きをしよう。

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