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消えそうな灯火

我が家のラムセスは今月で16歳8ヶ月。
人間で言えば82歳と少しくらいでしょう。
別記事にも書きましたが、2年前に胆嚢切除手術を受け、昨年は悪性リンパ腫に罹患し、2週に1回の抗がん剤治療を受けています。

一時は完治出来るかも?というところまで行きましたが、昨年末から悪化の一途を辿り、とうとう数日前に入院してしまいました。
今日は退院してきたものの、体温も低下し食欲も無く時々歩き回っては、途中で体力が尽きて座り込んでしまう・・・

このままでは、あと数日ともたないかもしれません。

妻の最期もそうでしたが、まだまだ大丈夫だろうと思っていると何の前触れも無く急激に悪化し、そのまま回復せずに逝ってしまう。癌とはそんな恐ろしさを秘めている病気です。実は数日前、夢の中で「そろそろだから」と亡くなった妻に言われたのはこの事かもしれません。

状態が悪く、動物病院でも対処療法がやっとだから、何かあったらすぐに連れて来るようにと言われており、私も覚悟しておかなくてはならないようです。

この覚悟、無駄になればいいのに。
そんな事を隣で伏せっているラムセスの顔を見ながら思うのでした。

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