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食の安全、食の当然?

またしても大仰なタイトルですが、世の中では当然と思われているかもしれない常識に関する"気付き"をつらつらと書き綴った、ある意味ネタ帳です。
公開後も新たな気付きや訂正があれば随時更新する予定です。

・・・あくまでも予定ですよ。

1.ブロッコリースプラウト

一部、溶けてしまったような葉が混入していることがあるのに気付いた方もいらっしゃるかもしれません。
私も当初は、「夏は気温管理が難しいのかもしれない」なんて思ってました。
だとしたら、気温が低い冬にそんなことは無いはずです。
しかし実際は、冬でも溶けた葉を見つけることがあります。
なら、気温は無関係ということになります。

鮮度ではない?

しばらくして、別なスーパーで購入したスプラウトはとてもシャキシャキでした。
あー、これは元々鮮度が低い商品を安値で購入してるんだろうと納得しかけたんですが、とある事件を思い出しました。
それは、25年くらい前に発生した「カイワレ大根食中毒事件」です。
O157が一躍有名になったので覚えてる方も多いことでしょう。
この食中毒でカイワレ業界は大打撃を受け、徹底した衛生管理でイメージを払拭し、今は復活を果たしてます。
そんな経緯もあり、似たような商品であるスプラウトも鮮度・衛生管理は徹底してるはず。つまり、鮮度ではない。

原因は?

よく溶けた葉が混入してるスーパーA、いつもシャキシャキなスーパーB。
ひと目で分かるレベルで違いがあって然るべき。そう考えた私は(たまたま)午前中スーパーAに行って気付いてしまいました。

そうです。陳列に差があったのでした。
スーパーAはパッケージの蓋面が見やすいように、上の段にあるスプラウトを横に倒した状態で陳列していたのでした。
それでは、スポンジの水分が流れて短めのスプラウトは完全に水没します。
当然、水草ではないので腐敗し、葉が溶け出してしまいます。
対してスーパーBはいつも立てて陳列しています。
この違いが鮮度に影響を与えていたのでした。

当然、私の購入行動にも変化が出たのは想像に難くないでしょう。
スーパーAでの生鮮品購入は大幅に減り、スーパーBにシフトしました。
やはり、商品知識もそうですが、中高で習うような生物の基礎知識は大切ですね。

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