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林先生の初耳学

 ギター足軽のドクです。
 今日、林先生の初耳学という番組でオンラインギターレッスンというのをやっていて、途中からでしたが興味深くつい見入ってしまいました。
 それにしても、名前は知りませんがあの女性芸人さん歌がとても上手でしたね。
 初心者がたった2週間の練習でテレビで披露するというのは難しいことですが、よくやり遂げたと感心しました。皆さんはどう思いましたか?
 ということで今回は、初心者が弾き語りに挑戦するときのポイントを紹介します。ポイントというか、これはもはや極意です。

弾き語りにおける極意とは
「歌が最優先」
ということです。

 件の演奏で秀逸だったのは、初心者には難しいコードで左手がつまずいても演奏を止めなかったことに尽きます。
 有名な曲ですから多くの人が知っているはずです。番組を見ていた人は、あの演奏をハラハラしながらも一緒にリズムに乗って聞いていたことでしょう。そして、そんなシチュエーションで初心者がやりがちな失敗は左手の準備待ちで右手が止まるということなのです。

 今回、難関とされている押さえ方のコードが数回出てきましたが、左手がどんなに失敗しても、演奏を止めるどころかリズムを乱すこともなく、何事もなかったかのように進行していきました。そこへきてあの歌の上手さです。
 弾き語りでは、右手、左手、歌詞、メロディ、更にはそれぞれに抑揚をつける表現、意識を適切に割り振らなければ演奏が成立しません。ギターの腕前だけは初心者でしたが、音楽的にはとても初心者とは思えませんでした。他に楽器の心得があったのでしょうか、でなければ説明つかないほどに、とても筋の良い人でした。
 ちょっと褒めすぎですかね(笑)個人的に残念だったのは、アコギ教えてるのに先生がエレキ持ってるということですが、途中からしか見ていないので、きっと事情があったのでしょう。

本日のまとめです。
弾き語りの優先順位は
1位:歌
2位:右手
3位:左手
です。
 理想は、意識を100%歌に持っていけるように、楽器は無意識で弾けるほど練習しなければなりません。歌がしっかりしていれば、ギターが多少残念でも聞いている方は気付かないものです。嘘じゃないですよ。

see you folks

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