2023年11月の記録
11月は成果発表のための出張が多い上に、週末は福岡未踏関連のイベント2回、飯塚市や福岡市のコンテストで埋まり、超もりだくさんな上に、あっという間に過ぎ去ってしまいました。途中、帯状疱疹も発症して・・・なかなか辛い月でした。
研究
IoT2023@名古屋
名古屋で開催されたIoT2023で4件発表しました。
M1の林田くんがBest Demonstration Runner-up Awardを受賞しました。鉄道博物館、貸し切りのバンケットがすごかった。
ICMU2023@京都
京都で開催されたICMU2023で7件発表しました。国際会議デビューの学生も多く、緊張しながら発表し、質疑で固まるといった良い経験をしたようです。紅葉も綺麗でした。
ICTAI2023@アトランタ
D3のChen Chenhaoくんが発表しました。荒川は参加できず。
PRICAI2023@インドネシア
D3の石川さんとD2の王くんが発表しました。荒川は参加できず。
ITS/MBL研究会@福井
M2の斎藤くんとM1の平岡くんが発表しました。荒川は参加できず。斎藤くんは、ありがたいことに「ITS研究会・奨励賞」を受賞しました。
東北大学電気通信研究所合同プロジェクト研究会
毎年恒例となっている11月の合同プロジェクト研究会で、基盤Aで取り組んでいるデジタルウェルビーイングに関する研究について報告しました。
基盤A研究合宿@軽井沢
今年から、鳥海先生(東大)・鈴木先生(津田塾大)・諏訪先生(奈良先端大)と、デジタルウェルビーイング・情報的健康を目指す基盤A研究がスタートしました。夏のキックオフミーティングから、半年間の成果と今後の方針を議論するために軽井沢に集まり、丸一日議論を行いました。
JST RISTEX合同プロジェクト会議@市ヶ谷
2022年からJST RISTEX「つながり・いきいき職場づくり」:職場における孤立・孤独をふせぎ多様な労働者を包摂する取り組みの確立に向けて【SOLVE(社会的孤立枠)】(代表:川上先生、東大)に参加しています。今回、同予算で採択されている全プロジェクトが集まる合同プロジェクト会議に参加し、それぞれの取組みを学習するととともに、グループワークを通じて社会のあり方や問題意識の共有を行いました。
IEEE ACCESSに採択
D2のMarwaさんの論文がIEEE ACCESSに採択されました。ESP32でも手軽にできるようになったWiFi CSIセンシングを車椅子に適用して、頭部しか動かせない四肢麻痺患者を念頭に、頭部動作からモールスコードを生成し、コミュニケーションを実現したものです。
福岡未踏
第1期Grow成果報告会
8月から開発をスタートした、1期Growの3チームが3ヶ月間の開発を終了し、成果報告を行いました。2件については、福岡未踏のnoteにインタビュー記事が公開されています。
この成果報告会には、熊本未踏、関西未踏も参加し、3分間のピッチプレゼンを披露してもらい、拠点間の交流も促進しました。
第2期中間発表&第3期ブースト会議
11月後半には、10月から開発をスタートした第2期の採択者の中間発表と、11月から開発をスタートした第3期のブースト会議を開催しました。第3期は、企業や自治体からの依頼に取り組む課題解決型プログラムSolveも始動し、依頼主の皆様にも参加していただきました。さらに、九州全域で人材育成を行われているKYUSHU BOOST 10000のプロジェクトリーダーにも参加いただきました。
関西未踏発表会 in 九州大学
コンテスト関係
飯塚スマートアプリコンテスト
荒川が審査員を務める飯塚スマートアプリコンテストが久しぶりに対面で実施されました。うちのラボ学生も多数応募しており、ありがたいことに色々な賞をいただき、グランプリにも選ばれました。3年連続、弊研究室からグランプリを輩出しています。
福岡Engineer Driven Day 2023
荒川が審査員を務める福岡市主催のハッカソンEDDの2次審査会がエンジニアカフェで実施されました。
1次審査を通過したさまざまなプロダクトによる発表
最終的に、弊研究室学生チームの提案も表彰されることになりました。
その他
在学生保護者のためのオープンキャンパス
九大祭に合わせて、在学生保護者のためのオープンキャンパスというものが開催されています。今年度は、工学部電気情報工学科の情報系研究室として、荒川・峯・福嶋研究室を公開し、70名近い保護者の方に研究紹介をさせていただきました。
よかまち下期情報交換会
九大・伊都キャンパスが位置する、糸島半島のモビリティを担うSEEDグループが推進中のよかまちみらいプロジェクトの下期情報交換会で発表しました。現在、SEEDグループとの共同研究で、伊都キャンパス内に設置されたシェアカーにさまざまなセンサを取り付け、運転者の特性分類と安全運転促進に向けた介入研究を実施中です。
FD講演
今年度は、9社と共同研究を実施中ですが、非常に多いらしく、どのようにして共同研究を獲得しているのか、学内のFDで発表しました。このnoteを含めて、単に情報発信を積極的に行っているというだけですが、同僚たちがみんなHPなどをアップデートして、もっともっと九大に人が集まるようになれば良いと思います。
帯状疱疹
帯状疱疹(たいじょうほうしん)とやらを発症しました。経過をまとめておきます。
11/15 午後から胸の痛み。神経痛?
11/16 やや右側に痛みが移動?10秒おきくらいにピリピリ痛いので、大動脈解離とか心臓とかじゃないよね?と疑いながら、Apple Watchで心電図を測るも異常なし。出張&飲み会。
11/17 脇の下もピリピリ。帯状疱疹じゃないかと思い始めるが、発疹は出ない。出張&飲み会。
11/18 痛みがかなり酷くなってきて、ロキソニンを飲み始め。ロキソニンが切れると夜中に目が覚めるほど。薬を飲み始めたので、ここから禁酒。
11/19 同上。発疹が出ない
11/20 友だちの医師Mに相談。発疹が出ないとはっきりは判断できない。単なる肋骨間神経痛かも。内科にいってみたら?とのアドバイス。
11/21 急遽学生とのミーティングをキャンセルして、友だちの医師Hの元へ。まだ発疹が出てないけど、まぁ多分帯状疱疹だろうってことで、薬を先行処方してもらう。薬が高い!
11/22 出張。夕方に部屋で確認すると発疹を確認。医師HにLINEを送って、一応確認して、服薬開始
11/28 最後の薬終了。ロキソニンも辞めても神経痛もなし(後遺症なし)。皮膚・筋肉にはまだ痛みが有り。飲酒開始。
12/2 経過観察。ほぼ何も痛みなしだが、表面上は跡があり、触ると少し痛む。
帯状疱疹は、水疱瘡ウイルスというウイルスの感染によって起こる病気なので、小さな頃に水疱瘡にかかっていない場合は発症しません。私の場合、母子手帳に水疱瘡の記録がなかったため、もしや日本人の1/10くらいいるらしい、水疱瘡にかかったことのない人かとも思ったりもしました。加えて、発疹が出るまで8日間もかかるという嫌な出方で、長いこと痛みに苦しめられましたが、アメナリーフという薬を先にもらっていたため、すぐに服薬できました。
周りでは、顔面に帯状疱疹が出て、入院した人が2人。1人は声帯も麻痺して、後遺症で声を失った(その後色々な治療で奇跡的に回復済み)のを見ていたので、50歳になったらワクチンを打つ(42000円もしますが)と思っていたのですが、46歳でやってきちゃいました。
驚くことに、私が発症した11/23のYahooトップニュースは帯状疱疹でした。子どもたち向けの水疱瘡ワクチンが2014年に始まり、子どもたちが罹患しないため、大人のブースター効果がなくなり、昔より発症が早まっているそうです。うちの子は2008年、2010年生まれですが、自費でワクチン接種をしていたようで水疱瘡にかかってません。というわけ、まさに記事の通り、ブースター効果が得られず、40代での発症となったようです。
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