たかが一年、されど一年。

さて皆さま、年が明けましたね。WILDIES‘ エミカです。

昨年を振り返ってのお話をしようと思いますが、、
まずさきに1月1日能登半島地震で被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。

お店のある石川県小松市も相当揺れましたが、お店にほとんど影響もなく、連絡の取れる知人たちはみな無事とのこと。
どうかこれ以上被害が広がりませんように。

2023年はあれよあれよと進んだ一年。
覚悟も準備もないまま、やると決めたならやるしかないと動き出した春先。
毎年もちろん変化はあるもので、「一年に一つ新しいことを」をモットーにしているのですが、一つと言わず新しい変化がとても多い年でした。

お店をオープンしてから２か月ほどは、お店という場所や動きに慣れることに多くを費やしていたように思います。
なにせ一人で試行錯誤（友人たちに相談はしますが）、何が正解かもわからぬまま、もがいていたなあと。
今もだけど。笑
「こうしなきゃ」とか「待たせちゃいけない」とか考えて一人で空回っていたのかもと、今になって思いますね。自分のお店なんだから、お客さんが居心地良いのは前提として、自分らしく自然に居られなきゃ意味がないのにね。
それが分かっただけ一歩前進です。笑

自分にしかできないことは何だろうか。このお店の色は何色だろうか。お店だからできること、ここでしかできないこと。
ぐるぐると考え今も模索中ではありますが、お客様や同業者、ディレクターさんからいろんな意見をもらい、今ここに立てています。

オープン後半年たって（やっと笑）、自分がこのお店でやりたいこと、伝えたいこと、どうなっていってほしいかがなんとなく見えてきたように思います。

大人になっても、厳しいことを言ってくれる人、寄り添ってくれる人、一緒に考えてくれる人がいることがとてもうれしく、有難いです。
いろいろ言われ、キー！ってなり号泣することもありますが（笑）
それでもやると決めたからには、向き合っていかないといけないですね。

いつでもどの場所でも、意見を伝えてくれる人はたくさんいます。
それが私やお店を大事に思ってくれているから言ってくれる人と、ただ言いたいだけの人、その意見の選り分けと判断する自分の軸をしっかり持たないといけないなというのもひとつの学びでした。

そしてあるとき知人に
「君は中継地点なんだ。だから終点になろうとしてはいけないと思う」
と言われました。
ほう、なるほど、、と思いました。

人と人を繋げるでも、人とモノを繋げるとしても、私で終わるもの、私が答えになることはないのかもしれない。
私は0から1を生み出す人じゃなくて、いまある1をどれだけ魅力的かを伝えたり、それを生み出す人と繋げたりするほうがあっているのかもしれないなあと。

でもただの中継地点じゃ面白くない。寄り道だと思った場所が、実は隠れ回復所兼武器屋さんで、新しい武器をもらえたり、HPが満タンになったりみたいな場所だったら楽しいし、嬉しいな。（最近見たアニメの影響かしら笑）

水の流れで例えたら大きな本流から少し外れた流れにいて、迷ったり大きな流れに疲れたりして、ちょっとそれてきた人たちを次につなげるみたいなイメージだなあと。

多くの人の目にはきっと留まらないけれど、あれって気づいて回り道や寄り道する人と一時和やかな時間を過ごせたら、それだけでもう素敵なことだなと思うのです。

一緒に冒険に行ったり、歩み続けることはできないかもしれないけれど、戻る場所があると思ったらそれはそれで好いんでは？

だから私は私で成長して、新しいものと出会い続けなきゃとも思うし、逆にお客さんから教えてもらうことも全然あると思うので、どしどし声をかけてくださいね。笑
私はまだまだ知らないことも、わからないこともたくさんあるし、知ったつもりになっているかもしれない。

今年も、新しいことをなにか始めること、人に頼ること、自分の軸を突き通すことをモットーにやっていきたいなとゆるく思ってます。

お店と一緒にいろいろ試行錯誤してるのを、暖かく見守ってもらえたら嬉しいです。
あぁ、また一人で空回ってんな〜とか笑

ではでは、そんな感じで一年振り返って思うところと、これからのお話でした。（あれ、振り返ってた？）

今年もきっとつらくて苦しくて、でもたくさん真剣に遊んで楽しくて幸せな一年になるであろうことを願って。

いつも読んでくれる方、ありがとうございます。
初めましての方もありがとう。
良い一年を。

エミカ