東京ポップカルチャー50年史③~カジュアル・ニヒリズムの台頭
【連載第③回】カジュアル・ニヒリズムの台頭~恐ろしくクールでリッチだった10代たち1987~1991年。それは言うまでもなく「バブル80’s(バブル・エイティーズ)」として記憶されるべき時代であり、特にこの時期の若者文化の主導権を握った20代の社会人(あるいは年上と遊ぶ女子大生)たちは史上最もリッチな青春を送ることになった。
一方で連載②で描いたように、マスコミの情報発信や大人の提供場所に踊らされるのではなく、自分たちの手で流行や現象を起こそうとする一部の付属/私立校に通う