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マスク着用を考える

内海聡先生のYoutube「内海聡の『マスク不要論』少しの効果と怖いリスク」を文字起こししました。Youtubeの方はもっと面白いので、気になる方はご覧下さい。

今回はマスクの問題点について簡単にお話していこうと思います。
マスクというのは一体どの位効果があるのかを医学的に考えてみたいと思います。

まずマスクの問題点以前にどんなウイルスにも言える事なんですけども、感染症特にウイルスの場合は検査があまり当てになりません。それはどんなウイルスでもそうなんですけども。そこから騙されない事もとても大事だし、色んな症状や他の検査を総合的に見ないと意味がないと言うことが言える訳です。

その上で、何かしら感染症だと皆マスクしろマスクしろと言われる訳ですけども、ほとんどの人は予防のためにマスクを付けているのではないかなと思います。実際にはマスクは肉眼では防げたように見えますが、非常に目が粗いのでウイルスは全部素通りという構造になっています。だからウイルスを防げるかと言ったら全然防げないという事です。

更に言うと、医療用の密閉度が高いマスクも、防げると思っている人が多い。でも実際にはなかなか防げません。何故かと言うと、医療用のマスクは目は普通の布マスクよりはしっかりしているけど、完全密閉になっていないと言う事です。要は目がしっかりしていても、空気中に飛んでいるようなウイルスを防ぐ事はあまり出来ません。
したがってウイルスを防ぐ事は期待するという事自体、勘違いだと言わざるを得ないという事ですね。

じゃ、何か意味があるのという話になりますが、私は全然意味がないと思っています。敢えてちょっと役に立つ事があるとすると、ツバを止めるだけ。こっちから出すツバを周りに広げるのを止めるだけ。

だから、普通の医学書に照らし合わせても感染している人がそのツバを周りに広めるのを止める位しか役に立つ所はないという事です。風邪とかウイルス性疾患なんかに自分がかかっているという自覚がある人が付けていれば十分なものだという事です。

更に今の時期は問題があります。これから暑い時期や梅雨時期に入ってきますと、口腔内にも雑菌がありますし、外にも当然菌とかウイルスが浮いていますから、雑菌の繁殖を高める。要するに下手にマスクをしてる事で感染症を誘発する恐れがあるという事なので、暖かい時期にしないのは必然だという事ですね。

あとは、呼吸がしずらいです。人間は健康上、鼻呼吸が重要だという事になっていますけどもそれもしずらい。今マスクをしている人が全世界的に多いと思いますけども、マスクして運動すると非常に健康上の問題が出る。国によっては死人も出ている。そういう事も研究上は言われている。やはり問題があるので、ウイルスに実際かかっている人以外は、マスクをすることはあまりおすすめ出来ないと言えると思います。

そもそも論でいきますと、ウイルスを何か物理的な防御で守ろうとか、もっと言うとアルコールで消毒するとか手洗いとかうがいとか、そういうもので防ごうという考え方自体が間違っていると言えます。そうやっても絶対に防げません。どこからでも入ってきて、本人の免疫の方が大事に決まっていますから、それが弱いと少ない数でもかかりますし、免疫が強ければ多くても当然かからないという事になりますので、こういう物理的防御をする事でウイルスから身を守ろうという考え方自体を改める事がとても大事な事だろうなと思います。

マスクをしている人達が多い世の中なんですけれども、私としては自分もマスクをしておりませんし、皆さんにもマスクをする事はお勧めしないという事で参考にして頂きたいと思います。

この動画は昨年の6月に公開されたものです。今は4月でこの先暑くなりますから改めて参考に出来るのではと思います○

内海先生は、強いて言えば飛沫防止と仰っています(内海先生物凄く気を遣ったね)が、厚労省も発表しているようにマスクでなくても咳エチケットを守れば良いという事です。
だから、感染症にかかっている自覚のある熱血予備校講師が授業をする時に、一番前の席に座っている生徒にツバを飛ばさないようにする時には役立つ、と。そんなシチュエーションあります?

自覚症状あるなら出てくるなというシンプルな話に尽きますし、熱弁やくしゃみをしている何分何秒のために、何時間マスクするのですか?

飛沫感染か空気感染か

人間は、安心したいからか常にどちらかと決めつけたいみたいですが、まずその違いとは…
○飛沫感染は、ツバから感染する。ツバはすぐ地面に落ちる。
○空気感染(飛沫核感染)は、ツバの水分が蒸発した小さな粒子を吸い込んで感染する。粒子が軽い為、長時間空気中に浮遊・遠くまで飛んでいく為、距離を取っても感染する。

あれ?一緒やん。セットやん。

飛沫感染か空気感染かは、あくまでも基本的にはどちらが多いという言い方はありますが、絶対ではありません。
また、Covid-19において無症状の人から移るという可能性は、限りなく無いに近いレベルの低さであることがLancetやBMJの論文で発表されています。ちなみに一般的な風邪は発症前に感染力を持つという医学的根拠はありません。

風邪もインフルエンザも、かかる時はかかる

昨今、どうしても多くの方がただただ恐れるという状態になってしまいます。そんな状況の中、マスクだけでもしておけば…という心の拠り所のような存在になっていることもあるかもしれません。だからか、そうでないと言うとキレる。もう悪徳宗教にでもひっかかったようです。

しかし、マスク着用はほとんど効果がないだけでなく、雑菌繁殖・低酸素血症・ミトコンドリア活性を低下させる等デメリットが多々あります。僅かなリスクを回避するために、背負うリスクが大き過ぎるのではないか…そう感じる方は、是非マスクを外しましょう。

誤解のないように強調させて頂くと、四六時中マスクをしていても、又はマスクをしていなくても、感染症にかかってしまうことはあります。
車の運転に例えると、どんなに高性能の車種でもどんなに安全運転していたとしても追突されたり思わぬ事故に遭う可能性はゼロにはならないのと同じです。ただ、車検していないような車やわき見運転というのは事故に遭う可能性は上がってしまいますね。それを気にしていたらずっと家の中にいる他ありません。

感染症対策で言えば、食事内容や軽度の運動、そしてストレスマネジメントを通して免疫力向上に努めることが最も基本的で且つ根本的な感染症対策であると言えます。

今までもこれからもウイルスとは共存共栄関係

目に見えないウイルスとの戦いに本気になっても「暖簾に腕押し」状態。戦い続けるとこちらの体力が消耗して自滅して終わりです。残念ながら、このコロナ騒動で様々な企業が倒産したり、自殺者が出てしまいました。

今、目の前に見える事だけにとらわれるのではなく、広い視野で様々な視点から考えることが全てにおいて有益な第一歩だと結論付けたいと思います。

※写真はこちらのサイトからお借りしています。ありがとうございます。

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