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予防医学の第一歩としてのコンブチャ

予防医学に関する著書を多数、翻訳・執筆されている白澤卓二先生も自身の著書「アルツハイマー病が革命的に改善する33の方法」の中で、コンブチャを紹介されています。どうしても甘い飲み物が欲しい場合はコンブチャを、と。
また、コンブチャの歴史に目を向けると、紀元前221年に最古の記録が残っており、そこには解毒と強壮効果で知られていたと記されているそうです。

健康に良い・悪いと分かっていても

今日からは甘いものをやめよう!今日から運動しよう!そう思っていても、なかなか出来ない方が多いのではないでしょうか。それもそのはず。我々の意志は我々のものであるようで、実は腸内細菌のものであると言っても過言ではないことが近年の研究で明らかになってきました。よく「腸は第二の脳」と言われますが、脳と腸の仕組みを知れば知る程、むしろ腸の方が意志をコントロールしていると気付かざるを得ません。

微生物達とシェアハウス

この体は、我々だけのものではありません。我々の他にも多くの住人がいます。多くの住人がいるにも関わらず、我々の意志だけで何かを変えることは難しく、他の住人の意志も尊重しながら協力することが必要です。自分のことだけしか考えない生活をすれば、他の住人達との関係性は悪化するし、思いやりを持って生活すれば、他の住人達とも良い関係性を築くことが出来ます。もちろん、他の住人達と良い関係性を築くと、お互い助け合うことが出来ますね。そう、他の住人達とは微生物達のことです。

まずは一緒に

それでは、友好の証にまずは同じ食卓を囲んで同じものを食べて共に美味しいと感じてみましょう。我々も、そして他の住人達にとっても美味しく感じられるもの、それがコンブチャです。とりわけ普段からジャンクフード・加工品・既製品・冷凍食品等を食べ慣れている方々は、急に健康的な食事をしても、味覚が麻痺している為に美味しく感じられない場合が多いのです。そんな方々でも、僅かに甘みのあるコンブチャは好まれます。まずは二週間、コンブチャを生活に取り入れてみましょう。そうすると、体に変化が起きてきます。

無理はしない、我慢もしない

私のモットーです。無理して我慢して、健康を害するのは生物の中でも人間だけです。人間が歴史を通じて得た英知が結果的に健康を害する原因になるのだとしたら、それはなんと悲しいことでしょうか。個人的には、健康を維持するバランスを取ることもその英知の一つに含まれるのではないかと考えています。

細胞が栄養で満たされ始めると

自分でコントロール出来ないような暴飲暴食やヒステリーを起こす程のイライラなどを感じることが徐々に減っていきます。これは不思議なようで、実は不思議ではないのです。何故なら、微生物達が自然な形で作り出した本物の栄養素を取り入れることで、我々の細胞は栄養で満たされ始めるからです。我々は、人工的な食べ物を美味しい錯覚して食べていますが、我々の細胞はそれを本当の意味で栄養素とは認識していません。その点では、我々の脳は人工的な食べ物に騙されていますが、我々の細胞は人工的な食べ物に騙されていない、とも取れますね。

知識と体感のバランスを取る

コンブチャを日常に取り入れて、正常な思考活動が出来るようになってきたら、そこからが更なる心地よい生活へのスタートです。

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