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バイナンスが銀行経由の米ドルの入出金を停止

大手暗号通貨取引所バイナンス(Binance)は、2月8日から銀行を介した米ドルの入出金を停止すると発表した。
 
バイナンスの広報担当者は、「弊社は2月8日付で米ドルの銀行送金を一時的に停止にします。影響を受ける顧客には直接通知しています。できるだけ早くサービスが再開できるよう努めます」、「弊社の純資産は十分あります。先週のような強気相場ではように一部のユーザーが利確をするので、出金量は増加傾向にあります。なお、米ドルの銀行送金を利用するユーザーは月間アクティブユーザーの0.01%に過ぎず、その他の法定通貨、クレジットカード、Google Pay、Apple Payなど他の送金については影響がありません」と説明した。
 
一方、米財務省の金融犯罪取締ネットワーク(Financial Crimes Enforcement Network:FinCEN)によって規制されているバイナンスUS(Binance US)については、バイナンスとは別の事業体であるため、バイナンスUS の顧客には米ドル送金停止の影響がないとツイッターで発表された。
 
FTX崩壊後、暗号通貨へのエクスポージャーを減らす銀行が増えている。
 
バイナンスは先月、銀行パートナーであるシグネチャー・バンク(Signature Bank)が昨年12月に暗号通貨の顧客からの預金を最大100億ドル削減する計画を立てたことを発表、そして今月から10万ドルを超える取引のみを処理することを発表した。
 
バイナンスCEOチャンポン・ジャオ(Changpeng Zhao、通称CZ)氏は、バイナンスの発表を受けて、「暗号通貨のサポートを停止する銀行がある一方で、新たに参入する銀行もある。FTXの破綻によって後退することは予想していた」とツイートした。
 
連邦準備制度理事会( Federal Reserve Board of Governors:FRB)、連邦預金保険公社(Federal Deposit Insurance Corporation:FDIC)、通貨監督庁(Office of the Comptroller of the Currency:OCC)は最近、暗号通貨のリスクについて銀行組織に対して、「暗号通貨関連活動に集中している、または暗号通貨分野に集中したエクスポージャーを有するビジネスモデルに対して、我々は安全性と健全性に大きな懸念を抱いている」と共同声明を出した。
 
FTXの破綻を受けて、銀行は連邦規制当局から仮想通貨企業と取引するリスクについて警告を受けている。そのため、暗号通貨企業はデジタル資産取引の送金をサポートする銀行パートナーを見つけるのが難しくなっている。
 
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