見出し画像

HTX(旧フォビ)とクーコインが英国FCAの警告リストに

英国金融行為規制機構(Financial Conduct Authority:FCA)は利用を避けるべき暗号通貨取引所のリストを10月8日に更新した。この警告リストの中には、HTX(旧フォビ)とクーコイン(Kucoin)などの大手暗号通貨取引所を含む143社が追加された。
 
FCAは警告リストについて、「これらの取引所を追加したのは必要なライセンスを取得しておらず、英国の規制を遵守せずに運営されており、顧客を危険にさらす可能性があると懸念したためである」と述べた。そして、「詐欺やその他の金銭的損失を被る可能性があるため、警告リストに掲載された取引所を利用しないように」と強く勧告した。
 
このリストに追加された暗号通貨取引所の利用者は英国金融オンブズマンサービス(Financial Ombudsman Service:FOS)を利用できなくなる。FOSとは利用者と金融サービスプロバイダーとの間に紛争が発生した場合、無料で解決してくれる機関である。
 
さらに、FOSだけではなく、金融サービス補償制度(Financial Services Compensation Scheme:FSCS)の保護の対象外となる。FSCSは金融機関が破綻して損失を被った場合、100%の補償を受けられる制度である。
 
そのため、英国でHTXやクーコインを利用した場合、トラブルが発生しても解決できず、破綻してもお金が返って来ないため、リスクが高い。
 
リストから外されるには、FCAに登録するか、または英国内での合法的な運営を許可する一時的なステータスを取得しなければならない。
 
なお、FCAに登録されている暗号通貨取引所はビットスタンプ(Bitstamp)、イートロ(eToro)、ペイセーフ(Paysafe)、コマイヌ・レボリュート(Komainu Revolut)、ジェミナイ(Gemini)など42社である。
 
FCAの警告リストに対してHTXの広報担当者は、「弊社は英国では取引所を運営しておらず、商品やサービスを英国で上場も販売もしていない」と述べた。また、クーコインCEOジョニー・リュー(Johnny Lyu)氏は、「同取引所は英国内でマーケティングを行っていない」と強調した。
 
世界中の暗号通貨・トークン・プロジェクトの安全性と信頼性を評価する第三者機関であるWikiBitでのHTXのスコアは9.52、クーコインのスコアは6.74である。

免責事項
暗号通貨は価格変動が激しく、トレードの際は自身の投資経験、目標、財務状況、リスクを取る能力等について十分検討する必要があります。
本記事はあくまでも情報提供を目的としており、投資を推奨するものではありません。
また、本記事を参考して投資した結果被った損失について、弊社は一切の責任を負いかねます。

WikiBitとは?
弊社が提供しているWikiBitは、暗号通貨取引所・トークンの信頼性に関する情報を収集・公開している第三者プラットフォームです。
登録されている暗号通貨取引所・トークンの数は、全世界で1万件を超えています。
 
真相公開」のページでは、実際に詐欺に遭ってしまったトレーダーからの被害報告が日々投稿されています。また、WikiBitでは暗号通貨に関連するニュースや、相場情報までトレードに役立つ有益な情報を日々発信しています。
 
初めて暗号通貨(仮想通貨)取引所を利用する際は、入金前にWikiBitのアプリで、取引所の安全性や評判を確認することを強く推奨しています。
 
Googleで「wikibit」と検索してください。
https://sourl.cn/LzyuMP
コンテンツは全て無料で閲覧できます。
ぜひ上記のリンクからWikibitアプリをダウンロードして、取引所の情報をチェックしてみてください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?