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FTXの関係者を名乗る団体からの詐欺が多発

2月18日、FTXは公式Twitterアカウントで詐欺に関する注意喚起を行った。
 
「FTXの関連会社を名乗る団体からの詐欺が急増しておりますので、ご注意ください。 FTXは負債トークンは一切発行しておらず、また、お客様の資産の返還または返還見込みに関連して、金銭、手数料、支払いまたはお客様の口座に関するパスワードも要求致しませんので、そのような申し出には乗らないでください 。 FTXのすべての発表につきましては、この公式ツイッターアカウントと http://cases.ra.kroll.com/FTX で行います」と発表した。
 
FTXの再建チームと債務者が非公式の負債トークンに対して警告するのは、FUD(FTX User's Debt)と呼ばれるトロン・ブロックチェーン(Tron Blockchain)上で発行された暗号通貨が出回っているのが理由である。FUDは2月5日、フォビ(Huobi)で上場、発表され、初期供給量は2,000万枚、推奨価格は 0<1 FUD≤5 USDT と発表された。トロンの創設者ジャスティン・サン(Justin Sun)氏はFUDについて、「FUDは最高品質のボンドトークン であり、またFTXの負債資産であり、暗号通貨に関わるすべての人が利益を得られるよう設計されている」と自画自賛した。
https://www.huobi.com/support/en-us/detail/94929888216783
 
フォビはFUDの最も活発な取引所であり、FUDは上場の翌日である2023年2月7日には73.97ドルまで値上がったが、その後78%暴落した。
 
最高値を付けた2月7日、フォビは「DebtDAOは FUDの破棄の提案を開始し、コミュニティと協議をした結果、1800 万FUDを破棄することに決定した」と発表し、1800 万のFUDをバーンした。
https://www.huobi.com/support/en-us/detail/104930024809178
 
トロンベースのブロックチェーンエクスプローラーTronscanのデータによると、現在の供給量は200万FUDである。うち、1,999,966FUDはフォビでホストされており、ユニークホルダーは4人しかいないという。
 
FTXは2022年11月11日、連邦破産法第11条の適用を申請した。FTX債務者はFTXの公式Twitterアカウントを介して、FTXの関連情報を配信しているため、それ以外からの情報には十分に注意をされたい。
 
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