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FTXが復活!?

ウォール・ストリート・ジャーナルは、「FTXのCEOジョン・J・レイ3世(John J. Ray III)氏がFTX.comの再開を検討するチームを立ち上げた」と報道した。
 
インタビューでレイ氏はFTX再開の可能性について、「まだ検討中である。再開できる可能性があれば、FTX.comの再開に取り組みたい」と語った。
 
このニュースを受け、バイナンス(Binance)のFTXトークン(FTT)は一時33%上昇した。

FTXの元CEOサム・バンクマン-フライド(Sam Bankman-Fried、通称SBF)氏はジョン・J・レイ3世のFTX再開の計画に対して、「レイ氏が何ヶ月もかけてようやく取引所を再開しようとしているのは喜ばしいことである!FTX USに支払い能力があると認め、顧客に返金することを待ち望んでいる」とツイートした。
 
今週、FTXの約50億ドルの資産が発表された。これはレイ氏の財務整理の賜物である。
 
レイ氏は「検討チームはFTXの再開と、売却や資産の清算とどちらの方が多くの価値を得られるかを検討する。多くの利害関係者と協力しながら、実行可能な方法で進める」と述べた。
 
なお、取引所が再開したとしても、債権者の債権回収の見通しは立っていない。米国およびグローバルを含めたFTXが保有する暗号資産では債務の返済には全く足りていない状態である。
 
2ヶ月に渡り、レイ氏のチームはFTXの体制を徹底的に改革し、数十人の従業員を解雇した。また、30テラバイト(TB)以上あるFTXのデータの中から、最近1週間で返済に充てられるウォレットを新たに発見した。
 
先週、破産裁判所はFTXの50億ドルの流動資産を回収し、さらに46億ドルの非戦略的投資資産を売却する計画であることを発表した。FTXとアラメダ・リサーチ(Alameda Research)が購入した暗号通貨関連のスタートアップ企業やその他企業の株式がどえほどの簿価になるかは現在わかっていないが、債権者にとっては良い報せである。
 
レイ氏は投資銀行家を雇い、FTXの子会社やベンチャーキャピタルの一部を売却した。フィナンシャル・タイムズの報道によると、FTX、アラメダ・リサーチ、SBF氏が所有する事業体は150以上の新興企業およびセコイア・キャピタル(Sequoia Capital)などのベンチャーキャピタルに50億ドル以上を投資していることがわかった。
 
レイ氏は「これらの投資には取引契約書が無いまたは署名が無いものがあるので、投資先に1社1社問い合わせて、投資内容や投資額を調べなければならない」と述べた。
 
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