LINEでつながる

コロナ騒ぎのおかげでよかったこともある。我らシニア世代に一気にグループLINEが普及したこと。それまで半年、いや2，3カ月ごとに飲んだり食べたり顔を合わせていた仲間たちが、LINEでつながるおもしろさに気付いたのだ。「おはようからお休みまで」、言葉を発するのが得意な人はどんどんメッセージや画像を送ってくる。ただ見ているだけでもよし。ちゃんと会話をしているし、コミュニケーションが取れている。私のようにいまだにスマホを持たない年寄りはもうほとんどいない。たいてい家族LINEはもっている。ただ自分たちで新たに設定できないだけ……。何度も何度もトライして、2年かかって全員がつながるようになったグループもある。パソコンができる人は、一斉メールで連絡を取り合えるからLINEに移行しづらいようだが、それはそれで問題無い。あと数年、互いの安否確認ができればいいのだ。
そのグループLINEで、今、受けに受けているのが「シルバー川柳40編」だ。「万歩計　半分以上は　捜し物」「若者と　料金同じ　理髪店」「なぜ消える　メガネと鍵の　ミステリー」｢孫たちに　アドレス聞かれ　住所言い」ーなどなど、思わず声を出して笑ってしまった。今日も楽しい……。