見出し画像

そんなことでひとは

いつものルーティン。

自由に起きてきた
子どもたちに朝ご飯をうながす。
長男は小食、弟はながら食べ、
主人は早起きして一人で食べて
携帯見てゴロゴロしている。
嫌気がさす。

突然、長男が、暗い暗い暗い!
と、言った。
はっ、となった。

でかけることもできないくらい、
心が病んでいた。

不登校の息子たちに
付き合って家にいたら
気力がなくなってしまっていた。

よっし! と、ふんぎりをつけ、
車で1時間半ほどの実家へ帰った。
実父は、30年ほど前の脳梗塞以来
少しずつ体力が落ちてきている。
実母は、同じことを何度も話しては、
忘れるようになっている。
話しをしながら、
ご飯を一緒に作って食べた。
ただそれだけなのに、
自分の心が元に戻った。

そんなことか。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?