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余白の多い狂人の日記/アナコンダにひき

自分の創作物から入ります。やはり短歌を見て頂くのが一番いいように思いますので、文フリで販売予定のものから連作をいくつか抜粋します。作成時期も媒体もバラバラですが、冊子の方には大体この順番で載るはずです。「銀の映写機」4首が2年前、「まだいない双子」6首が今年、「秋の打楽器」14首が文フリ用に過去作を並べたもの、「白百日紅」6首が過去作と新しいものです。


以下自己紹介です。

自己紹介は上手くできた試しがありません。毎回気の利いたことを言おうとして変な力が入り、話す時はあらぬ方向を向き、趣味を必要ない細部まで話し、出身がややこしいのを端折れず、布マスクであれば陸で溺れられるほどの汗をかき…なので出来るだけ簡潔にいきます。すでに語りすぎていますが。


自分語りです。宗教の家にやがて7人きょうだいの長男として奈良県に生まれました。1〜4歳の間はロサンゼルスで過ごしました。今実家は青森です。祖父が理事長をしている高校に入学しました。イナズマイレブンの雷門夏未みたいな感じです。大学ではバイトばかりして調理師免許をとりました。結局発行もしませんでしたが。実家は格が高いのに貧乏なので弟と妹の入学金、引っ越し代を出しました。書いてて自分のドヤ顔が透けてくる。虚ろな経歴の後ろにドヤ顔①のレイヤーが隠れてる。


短歌は調理師免許取得後、2020年の3月に始めました。短歌をはじめたきっかけについては以前文章にしたことがあります。粘菌歌会で短歌を「狂人の日記」って言われたことがあったけど、本当にそんな感じがします。この頃の空気うさぎはモーニングルーティンの時と表記も性質も違ってる。

ウィーンガシャン派塔野陽太とは勤め先の内定式で出会いました(彼はもう辞めてしまいましたが)。これも自己紹介で歌集を読むと話したところ、彼は短歌を作っていると話してくれて、私は必要ない自意識から自分も創作していることは隠しながら近づきました。

目がさめるだけでうれしい 人間がつくったものでは空港がすき/雪舟えま『たんぽるぽる』

の一首を歌人同士の符牒のように二人で誦じたのを覚えています。Twitterで相互にフォローしていたことはその後しばらく経って判明しました。


noteはたまに日記を書いたり一首評を書いたり(うわ、これもなんて青い…)しています。佐藤弓生さんと二階堂奥歯さんは一生引用するような気がしています。アナコンダにひきという筆名も「二階堂奥歯」という名前を目指してつけたものです。最近は漢字の筆名に憧れています。

最近はずっと↓みたいな感じです



書き手:アナコンダにひき
テーマ:自己紹介・それぞれの創作物

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同一テーマについて、
曜日毎の担当者が記事を繋ぐ
ウィーンガシャン派のリレーブログ。
来週のテーマは少し趣向を変えて『ウィーンガシャン派に捧ぐプレイリスト』
次回明後日、火曜日は「ビリー」が更新します。

ウィーンガシャン派は11/20(日)文学フリマ東京35に出店予定です。


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