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【考察】回収率アップに向けたルール

年始の決意表明でも述べさせていただきました通り、今年の予想レース1ヶ月分約100レースの結果を基に、回収率アップにむけたルールを検討しました。


血統傾向から軸馬を定め、軸馬から相手数等にワイドを流す
というスタイルで予想を続けてきました。このスタイルは崩す事なく、回収率を上げるためにはどうすべきか、という軸でルールを考えました。ちなみにこちらは、私自身の予想から導き出したルールであり、これをすれば、皆さんの回収率も上がるというものではありませんので、その点、予めご了承願います。

ルールを決めた経緯を説明します。
『どのレースを買うか?』の観点でルールの①②を、『どの馬を軸にするか?』の観点でルールの③④⑤⑥を定めました。

どのレースを買うか?

【ルール①】血統傾向の出にくい障害レース、データの少ない長距離・地方競馬は予想しない(中央重賞、地方G1は例外)

先ほども述べました通り、血統傾向による予想を行っておりますので、今年も既に実践しておりますが、血統傾向の出にくい障害レース、データの少ない長距離・地方競馬は予想しないこととします。ただ、こちらの条件に当てはまる場合でも重賞レースや地方G1までは競馬人としては無視できないので、こちらは例外的に予想する場合もありとします。

【ルール②】1週間に購入するレースの上限は16レースまでとする

レース数を多く予想すれば、その分大きな的中にヒットする確率も上がりますが、全く当たらなくなった際のマイナスも大きいというリスクもあります。また、並行してnetkeibaの俺プロも行っており、俺プロのルールとして10レース以上、10万円以上購入といったノルマもあります。これらの条件を満たしつつ回収率を上げる方法はないかということで、過去1年のレースを振り返ってみました。過去1年で回収率100%を超えている週の予想レース数の平均を取ると16.6レースであることがわかりました。これより、16レースまでというのが、俺プロノルマも満たし高回収率にもつながる予想レース数として上限に定めました。

【ルール③】芝1200m、芝1800m、ダート1200mのレースは買わない(中央重賞、地方G1は例外) ※年変わりにより一旦アンロック

こちらの記事をお読みください!

どの馬を軸にするか?

まず、検討に当たり、自身の選んだ軸馬がどのように回収に結びついているのか、今年予想したレースについて、軸馬の人気別に区分けして回収率・的中率の傾向を見てみました。

1人気〜3人気  回収率 96%    的中率 59%
4人気〜5人気  回収率 39%    的中率 15%
6人気〜8人気  回収率 160%  的中率 35%
9人気〜     回収率 17%    的中率  6%

これを見ると人気上位の軸は高的中率でそこそこ取れており、そこそこ人気の軸はかなり微妙、中穴の軸はかなり良い感じに取れていて、大穴狙いの軸は全くダメ、といった傾向が見えてきました。

【ルール④】4~5番人気、9番人気以降は軸にしない ※年変わりにより一旦アンロック

上記の分析から、回収が悪い傾向にある人気の馬は軸にしないルールを定めました。狙っていた軸馬がこの条件に当てはまる場合はそのレースは買わないですし、複数頭で軸に迷う場合は条件に当てはまる馬は軸候補から除外して考えます。あくまでも予想を行っている時点での想定人気ベースとなり、レース結果が出た際にはズレてしまう恐れもありますが、このルールに基づき予想をしてみたいと思います。また、こちらは軸馬を選ぶ際の条件ですので、相手についてはこの条件に当てはまっても購入します。

【ルール⑤】古馬戦(3歳混合戦は除く)において昇級初戦かつ格上挑戦経験もない馬は軸にしない

多くレースを見ていく中で思うことは、走破タイムでは計れないクラスの壁が存在することです。クラス分けがより細かくなり戦歴も重ねた古馬に関してはその壁が顕著に表れます。昇級初戦で馬券に絡むような馬は、ほとんどは実力馬で人気も集まり、馬券妙味がないケースがほとんどです。クラスの壁というリスクに対し、リターンが望めない条件であり軸にしない事をルール化しました。

【ルール⑥】ダート初挑戦で、3番人気以内、または、馬体重450kg以下は軸にしない

ダート初挑戦は、血統予想の強みを活かせる条件の一つです。さらには、未知の部分に警戒され、人気がない時にこそ買ってうまみのある条件です。ただ、未知であるにも関わらず、意外や人気が集まる事があります。うまみもないのに未知のリスクもある、そのような際に軸には据えないということをルール化しました。
また、稀に軽量でダートを走る馬は居ますが、馬体重があることはダートを走るか否かの一つの判断材料となります。軽量馬はダートをこなすだけのパワーが乏しい可能性が高いとして軸には据えないということをルール化しました。

【ルール⑦】前走、軸にして馬券圏内にきた馬が休養挟まず同条件で連続して出走して来た場合、軸には選ばない

血統的にコース適性の高い馬が同じコースに連続して参戦する場合の取捨に関するルールです。前回当たった良いイメージがあったり、血統面からも良いデータがあると再度軸に選びたくなりますが、敢えて軸にしないという考えです。まず、一度馬券になった馬ですので人気も上がり馬券妙味は減ります。また、一部の強い馬を除き、連続して馬券に絡むような馬はなかなか居ません。これらの要素を押しきってまで無理に買う必要はないのでルール化しました。




以上となります。競馬で勝つためには、個人の欲求に勝つことも重要なファクターとなります。欲求に左右される部分を抑えるためにもルール作りをし、それを実践していくことが重要かと思います。また、ルールについては定期的に振り返りをし、必要に応じアップデートしていきたいと思います!

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