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【ウイスキー投資】過去800件の取引を分析して分かった価格の推移

ジャパニーズウイスキーの加熱は衰え知らず。未だに多くの国産ウイスキーが非常に高額で取り引きされています。
国産ウイスキーの影に隠れて、ウイスキー投資で見落とされがちなのが「マッカラン」です。今から10年前に1本18,000円で購入できたウイスキーが、今や55万円で落札されているのです!
グラフを用いて、高騰のメカニズムについて分析してみます。

ウイスキー投資は株に似ている

落札相場をエクセルでグラフにしてみて思ったのが、「株に似ている!」ということです。出品者は売り手、落札者は買い手、売り圧が強ければ相場が下落して、板に並んでいる商品に対して買い圧が強ければ高騰していきます。
一見、バラバラな動きをしているように見えて相場感というものが存在したのです。

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(これは本文最後に紹介する、とあるボトルの推移です)

1本55万円は一時的なもの?

この落札ページを見て、安直に「すごい!」と思ってしまいました。1~2年前まで20万円だったのを覚えていて「こんな高い値段、誰が出して飲むんだ?絶対これ以上あがらない!」と思い込んでいました。

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2008年より趣味で『ウイスキー収集』を続けるうちに、ボトルの価値が100倍以上になるものが出てきて驚きました。そこで独自の手法で、ウイス…

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