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【チャート相場分析】ダルモア 15年(2022年6月)

最近は高額ボトルを分析していたので、久しぶりに手頃な価格のボトルを取り上げてみます。ハイランドモルトで有名なダルモア蒸留所です。

英国のサイトを見ると、ハリー・ウィンストンかと見間違うほど超高級感のあるデザインになっていて驚きました。
カバー写真出典:

私がよく飲んでいた、2008年頃まではシンプルなデザインで、「田舎の良き蒸留所」といった雰囲気が出ていたのですが面影もありません。

2008年当時のデザイン

最近はめっきり飲んでいないのですが、ハイランドの中でも柔らかな味わいで飲み疲れることのない優しいウイスキーだったように覚えています。そこまでシェリーカスクの主張も強くなく、悪く言えば少しつまらないモルトでした。
主に12年を飲んでいたので、長期熟成ボトルや限定のシングルカスクなど飲めばまた印象が違ったかもしれません。

ダルモア 15年のチャート分析

さて、日本では代理店の影響が強くデパートだけでなく全国の酒販店で大量に流通しています。そのためか過去10年を見ても、上昇率は低くなっています。
ところどころ、オールドボトルが混じっていますが、4~6千円の間に収まっているように見えます。

ダルモア 15年 過去10年 チャート

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2008年より趣味で『ウイスキー収集』を続けるうちに、ボトルの価値が100倍以上になるものが出てきて驚きました。そこで独自の手法で、ウイス…

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