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【チャート相場分析】響 12年 新旧混合(2022年5月)

『響12年』の相場はピーク?
安定したヨコヨコの取引が続いています。

生産数量が多く、流通量も十分にある『響12年』は2009年に最初のボトルがリリースされました。人気の銘柄でしたが、2015年に惜しまれつつも生産終了。ブレンダーズチョイスやジャパニーズハーモニーに譲ることに。

生産終了していることから、飲まれることで少しずつ減り続け、緩やかに価格は上昇すると予想されますが半年のチャートでは変動はあまり感じません。

響12年(過去6ヶ月)チャート

響12年(過去6ヶ月)チャートを見ると、3~6万円のボックス相場を維持していますが、中核をなすのが4~5万円でしょうか。トレンドライン1/20を引いてみましたが、微減微増の繰り返しで、ほぼ一直線といえます。

時折、箱付きの美品が相場より高価で落札されていたり、箱なしの状態がやや悪いものが安く終わることがありますが、『ジャパニーズハーモニー』や『ブレンダーズチョイス』と比べると安定しています。

響12年(過去12ヶ月)チャート

響12年(過去12ヶ月)チャートを作成しましたが、驚くほどに安定相場です。
ただ、少し怖いなと思うのが、消費され中国市場の需要も高まっているのに相場に変動が無いことです。山崎12年、18年、白州は軒並み強気相場を続けているのに、響は生産終了しているのにヨコヨコなのが怪しいです。
ここから下がることは、現時点ではあまり考えられませんが、ウイスキーブームが過ぎてしまえばどうなるかは分かりません。

では2012年から2022年までの、響12年のチャートをご覧下さい。

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