手に品と書いて手品。


遅刻グセが治らない。
呆れて物が言えない。


…(はじめにお断りしておきますと、
タイトルと中身は全く無関係です。
なんせ最初にタイトルにしたのが、「私の傲慢と怠惰」とかいうめちゃくちゃ面倒くさいタイトルだったんですよ。うるせぇなってね、思いました。で、やめました。)


こんなタイミングの時にいつも思い出したのは、ポケモン世代の為にというか憧れの対象だった為にというべきか、サトシくんの遅刻グセでした。彼をマイナスにする私の過去の話です。今日は全く思い出さなかった。一つの前進なのか
…あるいは後退なのか。


(なんで思い出すかというと、まあまあよくある思い込みです。彼の声に私の声がなんとな〜く似ている気がすることがあるんですよ。
つまり、ただのシンパシー。)

自分がどれほどみっともないのか分からず屋で生きていたけど、
…例えば、

「ちゃんと寛容にならないと駄目よ」というセリフってどこか冷たいでしょう。

突き放したような言葉を、自分がどう意識して言っているのかを、(その言葉が出てくる人は果たしてどう感じながら口にしたんだろう。)と思う。

ちゃんと寛容にならないと駄目よ。きっと誰かの為になるには寛容にならないと。
そのために必要なものは何か。
すると答えになるのは、今の私には
【旅人としての生き方ではなく、習熟した人間としての仕事】。



一番最初の遅刻の日。

遅刻した時に先輩から、【笑って謝りに行け】、
【事を改めろ】
【覚えてもらえ】、
【ポジティブなものに変えてこい】。

そう言われても
笑って謝りに行くのが辛かった。
怖いのだ、【今の自分だと思う、自分】らしくないことをするのが。
笑いながら謝るうちに過去、基地外だと言われたこともあったから。
そのことを仕事でしないとならないのか…。こんなに綺麗な仕事に就けたのに。

きっと、
自分に失望するタイミングというのは人によって違うんですね。
いや、そうだろう。あまりにも遅刻の回数ばかりを重ねてしまう。私は後悔と反省をしたが、その自分を好きだった。素直だなと思ったりするのだ(傲慢だな)。


開き直って叱られる方が良いと言われたけれど、
笑い飛ばしながらとか、
土下座をしながらとかは
しなかった。


先日SNS上の
全く別の場所で、
私の土下座があまりにも適当に扱われたけれど、それでもそれで良いと思えたからあの場所からは離れることができた。

無視されて(ありがとう)と言いたくなるのって不思議な話ですね。要するに、
私は悪魔なのかな?まあそれでいいや。
あの世界はそういう世界だった。
誰かを悪役にする空気がずっとあった。
私をそれにしたくないのかしたいのか、ずっと悩んでいる空気。
(ああ、そう。)を告げた。
だってそれしか言わせてもらえないと思ったからで。

(小説のネタになるかな。)くらいには思ったりします。そりゃ人間だからね、私も。いややっぱり悪魔なのかな…。


「自分の悪事の数を図る天秤がほしいですね…」と、今日面白い事を近くの人が呟いていました。
「あーーーそれ…割と切実に私もそれ欲しいです。」
「いや、自分はもう絶対負け越しますよ」
「そうですか?でもどうでしょう、なにかを良し悪しという場合には、どこからかの視点が必要なんですよ。悪人に手を差し伸べ…いやまあ、すべての人に迷惑をかけた今日の私が言える事ではないんですけどね…。」


(…私の現実は
延々とそんな言葉で続くので、一部の人からは嫌われそうだな。)

これを悪と捉えない人がいるとしたら、
君はとても聖人ですから、
誇りに思っていいですよ。
私は今日、悪魔でした。
そして明日、天使です。


挽回するには、1度自分を見つめる時間があるんですね。
お付き合いくださってありがとう。
要するに、遅刻するすべてのサトシくん、きみはめちゃくちゃ注目されました、残念ー!

あとは足掻く、だけなんだぜ?

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遅刻が重なって、あまりに治らない自分を障害者扱いされたとかの話を
どう説明書にするべきか考えるんですが、難しいですね。
言わなかった言葉や、いい足りない言葉が溢れても、どうせ届かないのだからそれでいいとした。真っ黒になったノートに書かれているのはどうせ丁寧な言葉じゃなかったのだから、疲れ切って本音をどう伝えるべきか考えあぐねる間に、酷く遅れをとっていることを誰にも気づかれないまま泣いた。

可愛くない。そうだ。可愛くない。

ちっともなんにも持っていない。

命だけしかない。それで命だけの塊になって押し付けたら、自分の中に残ったのは(ほんとうにこんなものをもとめていたのだったか)という、複雑な問いだった。

ひとまず話だけが長くなりますし、明日遅刻したくないので、ここまで。

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