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できることが増えた分、失ったこともある。

最近、自分の中で小さな変化がいっぱい起こっています。

以前「もっと詳しく知りたい」「もっとうまくできるようになりたい」と悔しさを感じていたことは、いつの間にか満足する程度に達成してたりします。
一方で、以前できていたことが今となっては全くできなくなっていて、自分のキャパの少なさに落胆しています。

友人が詳しいジャンルの曲に自分も共感できるようになったり、少しずつだけど写真やギターのテクニックが増えたり、専攻の学びにおける専門性も高まった。
おかげで外部のライブに出れたり、それなりに分析を踏まえた卒論になりそうで、「本当にできるんだろうか。。」と思っていたことが一つずつクリアになっていってる。

それは成長したとかではなくて、まるで「あの頃の自分」と「今の自分」の役割が入れ替わったような感覚。小説だったら後世代の新章スタート!、みたいな。
だから、今はもう熱く教育論を語ったり、なにかにつけMTGをしてイベント制作に励んだり、フルタイムで商品デザインに悩んだりなんてできない。
他にも、毎日noteを書けなくなったとか、Twitterで長文みるのしんどいとか、寝る間際まで作業ができないとか、小さいことだけどもうどうやってやっていたのか思い出せなくなっている。

多分、熱意を向けるベクトルが変わったとか、熱意の持ち方が変わったとかってことなんだと思う。
なんとなく、昔はモチベーションになることって「やってやる!」って思えていたけど、今は「なんだかおもしろそうだなあ」ってくらいのところから始めたことが継続できている。


きっとこういう時期なんだろう。冬に入って家にこもりがちになったり、片想いしてた子とはもう会えなくなったり、卒業までに街を見る機会が刻々と減っていたりする中で「変わらなきゃ」って部分と「変わりたくない」って部分がせめぎ合ってどっちつかずな感覚が続いている。
数年後には大きく環境も変わっていく中でこんな感覚もいつかのできごとになっていくだろうし、その頃にはもっと違う悩みと向き合いながら進んでいるんだと思う。

だから、今はやっぱりこの生活を歩んでいくしかなくて、今やっていることを続けた先に見えてくる自分にまた出会うんだろう。

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