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NZ銃乱射事件の報道を見て思うこと

事件が起きてからだいぶ日にちは経っていますが、この事件が起きたとき、自分がどう思ったかを記事として書きたいと思います。

まず、事件の経緯は以下の通りです。

2019年3月15日イスラム教礼拝日である金曜午後に、ニュージーランド南島の都市クライストチャーチのアルノール(マスジドゥンヌール)・モスクおよびLinwood Avenueにあるモスクが連続して襲撃され、51人が死亡(うち2人は病院で死亡、1人は後に現場で発見)。49人が負傷し、病院で手当てを受けた。28才のオーストラリア国籍のブレントン・タラント(Brenton Tarrant)が同日に逮捕された。本事件は、現代ニュージーランド史最悪の犯罪事件となった。

犯人はまず13時40分からアルノール・モスクを襲撃し、その模様をFacebook Liveで16分間配信しつつ、41人を射殺した。のちに警察は付近の車から2個の爆弾を発見したが、爆発には至らず処理した。

その後約5km離れたリンウッド(Linwood)のモスクを襲撃した。ここでは7人が射殺された。

Wikipediaより

このニュースを当時、聞いた瞬間、何て酷い事件なんだと真っ先に思いました😢また、このモスクで礼拝をしていた方たちは、事件を起こした犯人に対して、何かしたのか?彼らがあなたの故郷に対して、テロでも起こそうとしたのか?と思いましたし、強い憤りと悲しみを感じました。

まるで、イスラム教を信仰している人は、悪人でテロを起こすから殺害してもよいという風にしか思っていなかったのではないかと考えています。

中東やアフガニスタンでテロが起こるたびにイスラム教過激派によるテロが報道されたりしますが、敬虔なイスラム教徒が皆、殺人を犯すわけでもないですし、また、そのような目で見るというのは差別や偏見としか言いようがありません。

この事件だけで、たくさんの方が亡くなられています。普段通りにモスクに行き、アッラーに祈りを捧げている方たちが、一体何をしたというのでしょうか?殺された方に何の落ち度もなく、罪もありません。罪なき人を大量に殺害した被告に対して、強い憤りと悲しみしか浮かんできません。なぜ、あのようなことができたのか、今でも、自分は不思議に思っています。

最後に、この事件で亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。


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