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恋愛とは。

わたしの職業は恋愛と深く関係してる。
わたしの人生自体が、恋愛とは切っても切れないのかもしれない。

自分が恋愛をしている時もあるし、していない時もある。
そりゃそうですよね、とても普通の事を言いました。
でも、恋愛相談という相談は、思い返せば小学生の頃からされ続けていた。

読書は好きです。
好きなジャンルはミステリー。
けっして恋愛ではない。
ゲームもします。
好きなゲームは龍が如くシリーズ。
恋愛モノではないと思う。
子供の頃はプロレスばかり観ていました。
恋愛なわけがない。

そんなわたしなのに、なぜか恋愛相談ばかりされ続けてきた。
わたしの言う事は的確らしく、世間的にはわたしは恋愛が上手だと言われていた。
その自覚は全くないので、何が相手の役に立ったのかさっぱりわかっていませんでした。

恋愛相談を受け続けるうちに、抱いた違和感。
なんでそんな当たり前の事がわからないんだろう?
どうしてそこでつまづくのだろう?

わたしは複雑な家庭環境で育ったため、小さい頃から「人生とは?生きるとは?自分とは?」という疑問を常に抱えていて。
夜の流れる景色の中、月をぼんやり見つめながら、
永遠なんてない、絶対なんてない、全てのものは壊れやすくて儚い。
だから大事なものは、大事に大事に扱わないといけない。
そんな事を小学生の頃から思っていたのでした。

そんな事を考えている小学生がレアだと知ったのは、もっとだいぶ後のはなし。
ただ当たり前のように、こうして生まれついた自分の人生をどう生きるか?は、未だに課題だし、死ぬときまでつきまとうのだろう。

話が逸れてしまったけど、わたしの当たり前は人の当たり前ではない。
逆もまた然り。
自分の当たり前を疑う必要がある。

わたしが当たり前だと思っている恋愛観が、他の誰かの役に立つから、相談してくる人がたくさんいるんだなぁと。
元々わたしは感覚的な人間で、感覚を言葉にする頭脳を持ち合わせていなかった。
どう言葉で伝えたらいいのかわからなかった。

だからどうにか感覚を言語化したくて。
恋愛の勉強をする事にしました。
どうやら特技みたいだから、恋愛や人生相談が。
そして、多くの人が恋愛や自分の事で悩んでいるみたいだから。
そして今、わたしはそれを生業として生きています。
こんな人生は想定外でしたけどね。

当たり前なんてないし、想定外のことは起こる。
恋愛はしてもしなくてもいいし、自分の常識を疑え。
そして自分の常識は自分だけのものだから、決して誰かに押し付けてはいけない。

普通とは?
恋愛とは?
人生とは?
幸せとは?
人間とは?
未だに日々考えているよ。

恋愛とは。
してもしなくてもいいのに、なんだかよくわからないけど相手に惹かれてしてしまう。
時に苦しく、時に楽しく幸せで。
自分の弱さや至らなさを、否応なく突きつけてきて、自分と向き合う事を強制的にさせられるもの。

自分ではない他人の誰かの喜びや辛さを、まるで自分のことの様に思うこと。
不完全な人間2人が、支え合い、傷つけ合い、時に助け合ったりして。
いつか別れるその時まで、お互いを想い一緒にいること。

これがわたしの恋愛の定義ですかね。
今のところ。
人間は変化し続ける生き物だと思うから、いつか全然違うことを言い出す想定外もあるかもしれない。

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