働かない自営業はただのニートだ

しばらくはブログ収入だけで食べていこうと思い、仕事を辞めたのが今から1年半前の2019年4月だった。恥ずかしいのでTwitterやブログではほとんど公表していないのだが、僕は実家暮らし、今でいう子供部屋おじさんなので収入が少なくても生きていける。

去年は順調に収入が増え、今年はさらに収入を増やせると思っていた矢先にコロナウイルスが発生・拡散され、僕がブログで書いているジャンルの需要が一気に減り、収入が激減した。さらに、グーグルの検索順位のアルゴリズムの変化により僕のブログのアクセスは半分以下になった。

コロナに関しては当然全く予期していなかったし、グーグルのアルゴリズムの変化にしても自分には無縁のことだと思っていた。少し専門的な話になるが、僕はめちゃくちゃニッチな路線で記事を書いているので、ニッチなワードの検索順位で上位に居続けられると思っていたからだ。

だが、2020年5月のアルゴリズム変動で僕のブログ記事は企業サイトやドメインパワーが強い競合サイトに破れ、全体的に大きく順位を下げた。もともとブログで長く稼ぎ続けるつもりはなかったし、それだけで一生稼ぎ続けるのはさすがに無理だろうとは思っていたが、こんなに早くアクセス数が下がるとは予想だにしなかった。


僕のブログはアクセスが増えにくく、それほど大きく稼ぐこともできないジャンルであることは最初からわかっていたので専業ブロガー(アフィリエイター)になってからもコツコツ、のんびり(※怠け者なのに自営業になったものの運命だ)と 1日1記事ペースで書いていたのだが、コロナで広告収入激減&アルゴリズムの変化でアクセス半減はさすがに堪えた。幸い毎月ほんの少しの収入はあるので、子供部屋おじさんを続けている限りは生きていけるのだが、食費とスマホ代以外で使えるお金はほとんどない。

当然遊びにも行けず、お金がなさすぎるので女の子と出会う気持ちも沸かない。そのくせ労働するつもりもない。ある程度覚悟していたことだが、アフィリエイトブログという肉体的にも精神的(人付き合いの意味で)にも楽すぎる仕事をしてしまった以上、元々嫌いだった労働などする気が起きない。必要に迫られているにも拘わらず、だ。


2020年5月頃からはほとんどブログを書いていない。ちょうどその時期に英語の勉強意欲が沸いてきたので毎日何時間も勉強していたのだが、それも8月には薄れてしまった。8月末にほんの暇つぶしのつもりで手を出したスマホゲームの第五人格というゲームにはまってしまい、1か月以上スマホゲーム廃人としての生活を繰り返していた。

10月になって第五人格にようやく飽き、YouTubeを観ながらパズルゲームなど他のスマホゲームをするだけの生活をしていたのだが、「このままではマズい」という前からあった気持ちが少しは大きくなり、ブログでもブログ以外でもいいからどうやって稼ぐか、何ができるのか、何がしたいのか考えるようになった。

この期に及んでまだ「考えている」時点でどうしようもないのだが、そもそも僕は自営業として何ができるのか、どうやって稼ぐつもりなのかが自分でもよくわかっていない。いくつかアイデアはあるのだが、「いまいち強みがない(他と差別化できない)」、「そもそもお金を稼げそうにない(プロには程遠い)」などの理由で何をしたらいいのかよくわかっていない。

僕が好きなことや経験したことで、漠然とだが仕事にしたいと思っていることは以下のとおりである。

・英語の基礎、TOEICの文法を教える

・ベトナム語

・外国人に日本語を教える

・リゾートバイト歴3年

・ワーホリ2か国合計3年


もちろん、上記のどれかをそのまま仕事にしたり、いくつかを組み合わせることができることはわかっている。

例えば外国人に日本語を教えたり(資格も経験もない)、これからワーホリで海外に行く人やリゾートバイトをしている人に英語を教える(TOEIC785なので実績が足りない)、などだ。

僕は副業でブログを始めたかなり初期の段階でアフィリエイトの収入だけでなく「自分の商品」を売ることを常に考えてきたし、いくつかの小さな挑戦もしてきたのだが、いまだにこれといったものが決まっていない。

そんな「自分のビジネス」の1つとして今年春に始めたYouTubeの更新を最近増やしているのだが、少しずつ再生数や登録者数が増えるのが楽しい。だが、YouTubeを収益化したり、YouTubeで集客して自分の商品を売るまでにはまだまだ時間がかかりそうだ。

これが遊びだったら「自分のチャンネルが伸びていくのが楽しい」だけで終わってもいいのだが、仕事にするには全然足りない。一歩も踏み出せていないと言えるぐらいだ。

そもそもYouTubeチャンネルもターゲットや方針、ジャンルがいまひとつ決まっていない。

自分でやってみて改めてわかったのだが、今の時代は副業を含めて自営業をしているものにとってはYouTubeは必要不可欠な時代である。まずはYouTubeの方針を決めて、突き進むのが先かなあ。

うーん。

最後まで読んでいただきありがとうございます。いただいたサポートはリゾートバイトやワーキングホリデーの体験談インタビューを受けていただいた方への謝礼に使わせていただきます。