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「ドッグスレッド」(第二巻)の中の震災

今まで一番閲覧されている記事は何かチェックしたところ、意外にもアイスホッケーを題材にした「ドッグスレッド」「スピナマラダ!」の感想が一番でした。私はアイスホッケー体験者でもなんでもないただの素人で、読書日記的なブログの例外的な位置付けの記事だったので意外でした。

ドッグスレッド第二巻では、フィギュアスケート選手であったロウ君が、高校入学を機にいよいよ本格的にアイスホッケーに取り組む姿が描かれています。熱血的な指導をする二瓶コーチが出てきたり、源間兄弟など個性的なチームメイトが出てきます。

この巻の後半で、震災にあった東北のライバルチームのエピソードが出てきます。被災したアイスホッケー少年が、アイスホッケーを続けるべきかについて葛藤、自問するシーンが出てきます。

私はアイスホッケー経験者ではないし、避難所で生活するまでの被災経験はないものの、高校時代に震度6の地震に二度遭遇しています。

去年の冬にもまた、大きめの地震に遭遇しました。ストレス軽減や集中力に良いということで、「瞑想」している最中に、地震が来たので、非常に驚いた記憶があります。人間もまた動物なのかもしれませんが、地震や突発的な災害に遭遇し、生命の危機が迫った時に、本当に自分の大切にしているものは何かがハッキリ見えてくることがあるのではないかと感じています。私も去年、積雪していた時に大きな地震を体験し、津波が来るのではないかと、家族と一緒に避難すべきかどうかという場面にに直面して、人生における優先課題が明確になった経験があります。こういうのが、以前本で読んだ「直感」力というものなのかなと。

東北の震災で、地震が来て津波が押し寄せるシーンを読んでいて、そんなことを思い出しました。考えてみれば、アイスホッケーが盛んな氷都と呼ばれるところは、何も地震、津波のリスクが高いエリアでもあります。最近はそれ以外のエリアでも被害が大きいように思いますし、日本国内どこにいても、きちんと備えなくてはと思いました。スポーツに限らず、何気ない日常に感謝しなければなりませんね。

アイスホッケーの話題にも触れたかったのですが、なぜか震災関連や直感についての話題になってしまいました。今日もお読みいただき、ありがとうございます。







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