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平野啓一郎さん「本の読み方」をre-reading

地元で隔月開催されている読書会に参加していますが、他の参加者の方に比べて、読み方が浅いっていつも感じさせられます。本の解釈は人それぞれとはいえ、お互いの感想を取り交わす中で、明らかに読み間違ったかな…とか感じることもあります。そのあたりの自信のなさが文芸作品系感想記事を書く時に、迷走したりする(自分で読み返してそう感じられる)原因なのかと思っています。

既に優れた読書感想ブログがたくさん存在しているため、個性的、属人的な感想を書こうとしすぎていたのかもしれません。

そんな中、本棚から取り出した一冊の文庫本。

平野啓一郎さんの「本の読み方」(PHP文庫)をちょっとだけ再読してみることにしました。あらためて、読んでみて色々な発見がありました。やはり小説(文学作品)を速読したり、一回読むだけで理解することは難しく、ゆっくり読むこと、理解するのにある程度熟成した一定の時間軸が
必要であることが書かれていました。複数の作品を比較することを意識することも有意義な小説鑑賞の方法のようです。小説というものは、何回も読み返されることを意識して書かれているものなので、私もこれからはこのあたりを意識して、小説、文芸作品の感想ブログを書きつづっていこうと思いました。

書くことと読むことは、両輪のようなものではないかなと感じつつあります。どちらも楽しみながら鍛錬していけたらと思いました。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。


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