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しりとり俳句《109》

漸く梅雨入りのようです。
今朝も土砂降りでした。

今週は、シリーズが三つも!詠むのが楽しい(笑)
・居酒屋シリーズ
・声シリーズ
・虫シリーズ

こちらの続きから👇

しりとり俳句 二年目ルール
・ 詠む順番:ちり→しの→さち
・ 下五・下二字、または一字でしりとり
・ その二字や一字から濁音や半濁直音などへの変更可
・ 下五「かな・けり・にけり・たり・たる・なり・よ」などで終わる場合は、その前の二字(もしくは一字)から始めるのも可
・ 季語のあと:ち=香田ちり、し=卯月紫乃、さ=月石 幸
・ シリーズもの:俳句の後ろに *マークあり

第109回は、6/17~6/23(2279~2)全21句

2279.    ワックスをすこし毛先に初浴衣
             初浴衣(三夏)ち

2280. 型紙の深き襟ぐり半夏生
    半夏生(仲夏)し

2281. 常連の多き店なり胡瓜づけ*
            胡瓜づけ(三夏)さ

2282. 漬け丼をがつとかきこむ簾かな*
            簾(三夏)ち

2283. タレ決めてビール片手の課長かな*
             ビール(三夏)し

2284. 長文になりたる手紙日日草
       日日草(三夏)さ

2285. 掃除機の吸ふ帰省子の話し声*
             帰省子(晩夏)ち

2286. 声変はり隠す次郎の夏休*
    昼寝(三夏)し

2287. 隅々に声の響いて朝涼し*
    朝涼し(三夏)さ

2288. 頭上よりがぶりと食はん夏の波
    夏の波(三夏)ち

2289. 波際を犬と駆けゆく裸足かな
    裸足(三夏)し

2290. 確かむる茶屋までの道夏野原
    夏野原(三夏)さ

2291. 原つぱに少年の靴かぶと虫*
    兜虫(三夏)ち

2292. 虫かごの中はからつぽ麦茶のむ*
    麦茶(三夏)し

2293. 向こうから次々と来る捕虫網*
    捕虫網(晩夏)さ

2294. 阿弥陀籤あみだくじひいてようこそ蜘蛛の巣へ
    蜘蛛の巣(三夏)ち

2295. 末吉の御籤を結ぶ夏至の朝
    夏至(仲夏)し

2296. 朝焼の海を見てからまた走る
    朝焼(晩夏)さ

2297. 知るひとぞ知る店へまたサングラス
    サングラス(三夏)ち

2298. ラスベガス誰も眠らぬ夜半の夏
    夜半の夏(三夏)し

2299. 夏の夜のクロスワードとにらめっこ
            夏の夜(三夏)さ


     ・・・・・

日曜日の今日、ちりちゃんが X に句を挙げてくださった後が、速かった😂

ここのところの、さらりと詠む、が少し実践できたのかな、って思いましたが、多分、単純に「今日予定があるから」だとも(笑)

今日、私は、高校の同級生でもあり、ZOOM句会での師匠(笑)でもある、仙田洋子先生と、もう一人、仙田先生とご縁の深い、最近めきめき力をつけてきている、私の句友さん(沼野大統領君)とお昼をご一緒します。

多分、絶対に俳句の話で盛り上がるに違いありません😂
ということで、そろそろ準備します!


     ・・・・・

気になる句などありましたら、ぜひ、お気軽にコメントいただけると、三人が喜びます。
よろしくお願いいたします😊

いただいたサポートは、次回「ピリカグランプリ」に充当させていただきます。宜しくお願いいたします。