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兼題「蝸牛」ボツ句 & 青酎の話。


墓石の「心」にはまる蝸牛

墓じまいする墓石や蝸牛

蝸牛オオタニワタリを渡りをり

青酎のオオタニワタリや蝸牛


     ・・・・・

「蝸牛」脳みそがまさに螺旋になりながらの、投句完了。

推敲前のボツ句をよっつ。
どれも実景です。

三句目・四句目は、東京の南の小島「青ヶ島」にたくさん生えている「オオタニワタリ」のこと。
(トップ画像が、オオタニワタリです)
オオタニワタリのひらひら、蝸牛のひらひらにちょっと似てませんか?
(あ、青ヶ島には、立派な蝸牛がいます)

青ヶ島の焼酎は「青酎」といって、このオオタニワタリの葉っぱの麹菌を使っています。
島民が120名ほどしかいないのに、青酎の杜氏さんが11名もいらっしゃるという驚き!
「初垂れ(はなたれ)」という、島の中でも三ヶ所でしか呑めない、度数60度の青酎は、まさにどっか~んとくるお酒です。
(私には美味しかった笑)

真ん中がアルコール度数60度の「初垂れ」


あ、、、ついついお酒のこととなると、、、
失礼いたしました。

三句目・四句目はかなり遊んでますね💦
類想外しに懸命(笑)

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