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しりとり俳句《67》

一日遅れのまとめとなりました🙏

今週は、パンシリーズがあります!
👇こちらのつづきからいざ。

「さち・ちり・しの・しりとり俳句・二年目ルール」
☆順番=ちり→しの→さち
☆下五・下二字、または一字でしりとり
☆下五「かな・けり・にけり・たり・たる・なり・よ」などで終わる場合は、その前の二文字(もしくは一文字)から始める
(季語のあとの、さ=幸、ち=ちり、し=紫乃)

第67回は、8/28~9/3(1399~1419)全21句

1399. きつとすぐ内蓋取つて唐辛子
    唐辛子(三秋)ち

1400. 羅紗紙らしゃがみを五色ちぎるや夜半の秋
    夜半の秋(三秋)し

1401. 秋の宵店に流るるフラメンコ
    秋の宵(三秋)さ

1402. 小鳥来る練習中のリコーダー
    小鳥来る(仲秋)ち

1403. ダージリン初秋風のカップへと
    初秋風(初秋)し

1404. 登校の列へ加はる赤とんぼ
    赤とんぼ(三秋)さ

1405. 豊作や手書きPOPポップは段ボール
    豊作(仲秋)ち

1406. ルイボスティー満たすカップや小鳥来る
    小鳥来る(仲秋)し

1407. ぐるぐるとお腹鳴りたる茸とり
    茸とり(晩秋)さ

1408. 鳥渡る砂場のおもちやそのままに
    鳥渡る(三秋)ち

1409. 真に受けてルビーの指輪狐花
    狐花(仲秋)し

1410. 話まとめて帰りたる秋扇
    秋扇(初秋)さ

1411. 浮世絵のやうな空なり秋茜
    秋茜(三秋)ち

1412. 金偏の漢字をつづる残暑かな
    残暑(初秋)し

1413. 食パンの専門店へ秋深し
    秋深し(三秋)さ

1414. 菓子ぱんの生地はさくさく秋の園
    秋の園(三秋)ち

1415. 野の花を瓶に挿したるパン屋かな
    野の花(三秋)し

1416. 焼き立てのワッフル二つ秋の虹
    秋の虹(三秋)さ

1417. 二十代ともに過ごせる落花生
    落花生(晩秋)ち

1418. 制服にエプロンつけて文化祭
    文化祭(三秋)し

1419. 最初から読み直す本秋の宵
    秋の宵(三秋)(晩夏)さ


     ・・・・・

昨日は、所属結社の東京句会でした。
句会の後に、反省会(?)という名目の呑み会が毎回あるのですが、その席で、袋回し的な即吟句会が行われました。
その場でお題がみっつ。それぞれの詠み込みの三句出し、特選一句並選二句選句です。
主宰を含め計8名、24句。

もう酔っぱらった席でのお遊び句会とはいえ、いやあ、大変。
最近は、即吟はほとんどしていなかったので、脳みそが痺れました。(楽しかったけれど)

当然ですが、句歴も句力もダントツで(富士山の頂と深海底の違いほど)私が浅い低い。
そんな私が思ったことは、先輩方は、詠む速さだけでなく、句を整えるのが速い、ということ。目の当たりにいたしました。

ということで、今後とも精進いたしたい所存であります!


これが好き、があったらコメント欄で教えてくださると、三名が喜びます!
よろしくお願いいたします。

いただいたサポートは、次回「ピリカグランプリ」に充当させていただきます。宜しくお願いいたします。