しりとり俳句《58》

しばらく日本を離れているので、曜日感覚がずれてしまっています😅
一日遅れとなりました、すみません🙏

日々のしりとり俳句は順調です。
今週は、「何となく蠅叩シリーズ😅」「消えるシリーズ」があります（笑）

「さち・ちり・しの・しりとり俳句・二年目ルール」
☆順番＝ちり→しの→さち
☆下五・下二字、または一字でしりとり
☆下五「かな・けり・にけり・たり・たる・なり・よ」などで終わる場合は、その前の二文字（もしくは一文字）から始める
（季語のあとの、さ＝幸、ち＝ちり、し＝紫乃）

第58回は、6/26～7/2（1211～1231）全21句

1211.　尺蠖や夢諦めて就く仕事
　　　 尺蠖しゃくとり（三夏）ち

1212.　後藤さん一家総出の蠅叩
　　　 蠅叩（三夏）し

1213.　抱きしめる猫じたばたと夏の朝
　　　 夏の朝（三夏）さ

1214.　朝飯の蠅除たたむ爺の手に
　　　 蠅除はえよけ（三夏）ち

1215.　手には薔薇プロムナードをラブソング
　　　 薔薇（初夏）し

1216.　グランドを一周西日のサッカー部
　　　 西日（晩夏）さ

1217.　分身に家事はおまかせ竹婦人
　　　 竹婦人ちくふじん（三夏）ち

1218.　人造の湖うみ見下ろすや夏帽子
　　　 夏帽子（三夏）し

1219.　後ろからねずみ花火に追ひ越され
　　　 ねずみ花火（晩夏）さ

1220.　冷蔵庫わたしのプリン消えにけり
　　　 冷蔵庫（三夏）ち

1221.　消え去りしポートレイトよ夏館
　　　 夏館なつやかた（晩夏）し

1222.　片方のイヤリング取れ夏の露
　　　 夏の露（三夏）さ

1223.　梅雨晴や呼びだされたる晴女
　　　梅雨晴（仲夏）ち

1224.　夏掛のミッフィーの柄よじれたり
　　　 夏掛（三夏）し

1225.　しれつと先に帰りたる日傘かな
　　　 日傘（三夏）さ

1226.　がさがさの心へお花畑かな
　　　 お花畑（晩夏）ち

1227.　竹筵ハートのエース残りけり
　　　 竹筵たけむしろ（三夏）し

1228.　コリコリと瓜漬響くワンルーム
　　　瓜漬（三夏）さ

1229.　百足虫出づ玄関に靴あふれたり
　　　 百足虫（三夏）ち

1230.　ブレーキを効かす暇なく夏の恋
　　　夏（三夏）し

1231.　恋バナの止まらぬ三人夏休み
　　　 夏休み（三夏）さ

　　　　　・・・・・

しりとり俳句の楽しみのひとつに、シリーズ化があります。
シリーズは、三人の誰から始まるか、始まってみないとわからないのが面白い。
あれ？これできそう？
あら！できた！
な（笑）

ということで、日本時間、早寝早起きのさっちゃんのお休み時刻がせまりつつありますので、これにて今回は終了！

いつもお目通しくださる皆さま、ありがとうございます😊
これが好き、面白い、があったらお気軽にコメントお待ちしております！