喜雨 ・ 洗ひ髪
橅の葉の喜雨そのままに幹に根に
洗ひ髪サンタルチアのそよ風に
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橅の木の葉は葉脈にそって凹凸がそこそこあり、また、空に向かって平行に葉を開く。
降る雨をしっかりとキャッチし、そのまま小枝に、大枝に、幹に、そして根っこにあますところなく自らの、そして大地のために雨の恵みを蓄えるのだ。
このことは、橅の森、白神山地のガイドさんに教えていただいた。
サンタルチアはイタリア・ナポリの港町。
地元の民謡「サンタルチア」には、その港町と海風が歌われている。
お時間があれば、「喜雨」または「洗ひ髪」でお詠みください。
※決してお題(必ず詠む)ではありません。
alohaさんの投稿の季語で詠みました。
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