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しりとり俳句⑦

相変わらず、しっかりと続いております、しりとり俳句。

「さち・ちり・しの・しりとり俳句」
(下五・下二字、または一字でしりとり)
5月19日スタート、あっという間に40句以上。
ただ呟いているのももったいないので、記録に残こすことにしました。
第一回は、5/19~5/30分。12日、全45句。
季語のあとの、さ=幸、ち=ちり、し=紫乃

紫乃「しりとり俳句①」より


第七回は、7/2~7/10(142~165)全24句。

144. 呼んでも来ない犬がいて大西日
     大西日(晩夏)さ

144. ジビエ肉鼻腔刺激のビヤホール
     ビヤホール(三夏)し

144. ホールよりどっと出てくる蒸暑し
     蒸暑し(晩夏)ち

145. 辻ごとに色変わりゆくあぢさゐよ
     あぢさゐ(仲夏)さ

146. 伊予柑や段々畑の日の暮れに
     伊予柑(サン春)し

147. 日直の当番となるさくらんぼ
     さくらんぼ(仲夏)ち

148. 干梅や厨の台のここかしこ
     干梅(晩夏)さ

149. 四股踏みて汗のごひたる豆力士
     汗(三夏)し

150. 騎手と馬駆けぬけてゆくビアガーデン
     ビアガーデン(三夏)ち

151. 伝統の仕掛花火の次々と
     仕掛花火(晩夏)さ

152. ギトギトのコンロ掃除や盆休み
     盆休み(初秋)し

153. すみつこにするつと隠る青蜥蜴
     青蜥蜴(三夏)ち

154. 掛香かけごうや止まったままの腕時計
     掛香(三夏)さ

155. 警部補の瞳はキラリ蟻地獄
     蟻地獄(三夏)し

156. 刻々と迫る時効や百日草
     百日草(晩夏)ち

157. 走馬灯のらりくらりと言い訳す
     走馬灯(三夏)さ

158. けすらひの女がひとり戻り梅雨
     戻り梅雨(三夏)し

159. 夕涼み旅の広告ながめをり
     夕涼み(晩夏)ち

160. オリーブの花はやさしく揺れゐたる
     オリーブの花(晩夏)さ

161. 樽酒や杜氏自慢の荒走り
    荒走り(晩秋)し

162. しりとりの「る」に攻めらるる蚊の唸り
    蚊の唸り(三夏) ち 

163. 鳴り響くおなか盛夏の教室に
     盛夏(晩夏)さ 

164. 虹立つや君を捉らふるファインダー  
    虹立つ(三夏)し

165. ダーウィンの進化論めく昼寝人
    昼寝人(三夏)ち


    ・・・・・

今回は、フルーツ句、サスペンス句(事件解決しませんでした笑)があります。
見つかりますか?🤭

私が日々向かいあっている俳句は、いくつかあります。

・朝のつぶやき俳句
・俳句ポスト365
・他の投稿句(ZOOM句会・俳句界・おうちde俳句・俳句生活・俳並連)
・しりとり俳句

詠むときの心構えやかける時間が、ざっくりと四つに分かれます。
上から下にいくほど、気持ちが楽になります。
一番緊張するのは、つぶやき俳句。
一番楽ちんなのが、しりとり俳句。

もちろん、俳句ポスト365にかける時間が一番長くはあります。
(一句への時間、推敲時間)
時間がかからないのは、しりとり俳句(笑)

要するに、しりとり俳句は肩の力を抜いてできるのであります💜

お気に入りの句がありましたら、ぜひお教えください。
さっちゃん、ちりちゃんも喜びます!

いただいたサポートは、次回「ピリカグランプリ」に充当させていただきます。宜しくお願いいたします。