しりとり俳句《70》

旅に出ておりますが、しりとり俳句はしっかりと！😊

今週は、敬老日シリーズ、音シリーズがあります。

こちらの続きから👇

「さち・ちり・しの・しりとり俳句・二年目ルール」
☆順番＝ちり→しの→さち
☆下五・下二字、または一字でしりとり
☆下五「かな・けり・にけり・たり・たる・なり・よ」などで終わる場合は、その前の二文字（もしくは一文字）から始める
（季語のあとの、さ＝幸、ち＝ちり、し＝紫乃）

第70回は、9/18～9/24（1461～1480）全22句

1461.　首傾ぎ無言の君よ露の玉
　　　 露の玉（三秋）さ

1462.　たまご焼きほんのり甘し敬老日 *
　　　 敬老日（仲秋）ち

1463.　Ｂ面の演歌朗々敬老日 *
　　　 敬老日（仲秋）し

1464.　ひ孫描きたるぐるぐるや敬老日 *
　　　 敬老日（仲秋）さ

1465.　ビリヤードボール弾ける月明り
　　　 月明り（三秋）ち

1466.　カリスマの店員の服曼珠沙華
　　　 曼珠沙華（仲秋）し

1467.　元気とは気持ちの事よ獺祭忌
　　　 獺祭忌（仲秋）さ

1468.　生身魂犬といふ犬手懐けて
　　　 生身魂いきみたま（初秋）ち

1469.　汀女忌の厨の窓を拭きにけり
　　　 汀女忌（仲秋）し

1470.　拭き上げし壺冷やかにありにけり
　　　 冷やか（仲秋）さ

1471.　林檎むく兎の形とはならず
　　　 林檎（晩秋）ち

1472.　ラスボスの最後の叫び星月夜
　　 　星月夜ほしづくよ（三秋）し

1473.　読み聞かす絵本選ぶや宵の秋
　　　 宵の秋（三秋）さ

1474.　秋蜻蛉こどもの歌にギターの音 *
　　　 秋蜻蛉（三秋）ち

1475.　寝待月ジャズの音色とバーボンと *
　　　 寝待月ねまちづき（仲秋）し

1476.　友だちと習ふピアノや秋桜 *
　　　 秋桜（仲秋）さ

1477.　暗闇をわけあつてゐる虫の声
　　　 虫の声（三秋）ち

1478.　笑栗や三年ぶりの母の背せな
　　　 笑栗｜《えみぐり》（晩秋）し

1479.　なんとなく決まらぬメイク鰯雲
　　　 鰯雲（三秋）さ

1480.　木犀の花の香れば故郷かな
　　　 木犀（仲秋）ち

1482.　教頭の白き鉢巻き運動会
　　　 運動会（三秋）し

1480.　買ひ物のメモ書き忘れ夕月夜
　　　 夕月夜ゆうづくよ（仲秋）さ　　　　　　 　　

　　　　　・・・・・

以前は、しりとり俳句、とにかく意地でも尻二音を使って（笑）詠みたい！ばかり考えて詠んでいた紫乃ですが、最近は少し大人になって、とんでもない句になるなら、尻一音でもいいよね、になりました😂

できるだけ柔軟に、大切ですね、何事も🤭

これが好き、などありましたら、お気軽にコメント蘭にて教えてくださると、三人が喜びます！