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型・その2 応用型①(冴返る・囀)
中七〔や以外の切字〕
季語は、上五・中七・下五、のいずれでも。
二物衝撃を意識。
濃淡の墨のリズムよ冴返る
季語:冴返る(初春)
囀を宿す木々なりテラス席
季語:囀(三春)
・・・・・
型・その2 応用型
① 中七の終わりに、「や」以外の、たとえば「けり」「なり」「をり」「よ」「ぞ」「ぬ」といった切字を入れる。
➁ 季語は、上五・中七・下五のどこにおいてもいい。
テキストには上のような記載がありますが、切字については、先日挙げた
切字18
(かな)・けり・もがな・らむ・し・ぞ・か・よ・せ・や・つ・れ・ぬ・ず・いかに・へ・け・じ
なども使えると思います。
※(かな)を()に入れたのは、次の「型・その3」で「かな」を扱うので、今回は避けた方がいい、との意)
そして、今回の練習に際しては、「二物衝撃で」という記載は特にありませんが、これまでずっと二物衝撃となってきているので、意識すべし、と思います。
・・・・・
一句目、ごく最近観た、墨絵の映画からの影響(笑)
この型も、難しいです。
お時間がありましたら、詠んでみてください。
「切字」や「型」に拘らず、自由に詠んでくださっても、また、私の使った季語で詠んでくださっても全くかまいません😊
※決してお題(必ず詠む)ではありません。
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