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ピリカ☆グランプリ〆切りの翌朝は、雨。

そう、雨。土砂降り。
私の愛しき植物たちも、雨に濡れている。

昨晩、24時きっかりに「ピリカ☆グランプリ」と「ピリカ☆ルーキー賞」のエントリーが終了した。
全107作品のご応募だった。

正直に言う。
今、私は泣きそうだ。
だから、こうやって note の画面に向かうことにした。

     ・・・・・

以前 note で自分でショートショートを書いたときに、強く思ったことがある。
「書くって、恥ずかしい」

たかだか、800文字~1700文字前後(私のショートショートはその間の文字数)の世界なのだけれど、私は、
「自分が丸裸になるような気持ち」になったから。

非常に短い想像の世界なのに、でも、その世界を書くためには、そこに自分の一部が必ず反映される。

普段、自分のなかに押し込んでいたこと、隠していたこと、それらはいつの間にか文字となって現れてしまう。

そうカニさんも、それを恐れて創作の世界から逃げていた、って仰っていた。
わかるよ、ホントに。そうなんだよ。

     ・・・・・

今回出会えた、107作品。
そのなかに、それを書かれた方々の、おひとりおひとりの想いや、ご経験がどれだけ詰まっている?
もし仮に、ご自分で意識なさっていなかったとしても、絶対に何かがそこには詰まっている。

今の気持ち
  過去の気持ち
    これからの未来の気持ち

忘れたい想い
  忘れたくない想い
    決して忘れちゃいけない想い

隠していたこと
  隠したかったこと
    とうとう隠せなかったこと

そんなこんななことを、
自然に、
或いは、無理やり、
溢れさせて、文字の連なりにした。

どんなに適当に書こうとしたって、きっと実は自分と向き合ってる。

だから、107作品分の「素っ裸」を視て、診て、看てしまった私は、
今、泣きそうなのだ。

     ・・・・・

今回は、
いつもショートショートを書かれている方に加え、
創作は書いているけれど、ショートショートは初めての方、
文章は書いているけれど、創作もショートショートも初めての方、
絵や写真など、文章にはあまり接したことのなかった方、
などの、ご応募をいただけた。

勇気がいった方も多いと思う。

企画発表直後の投稿から、〆切り間近の投稿まで、本当にご自分と向かい合ってくださってありがとうございました。
そして、おつかれさまでした。

私のこれまでの人生でも、このような経験は初めてです。
大変に貴重な経験をさせていただきました。

心からありがとうです。

ピリカ☆グランプリのメンバーは、みんな必死に考えて、自分の一等賞を選びました。
発表まで、少し時間がありますが、どうか楽しみにしていてください。
私たちの、集大成がきっとそこにあります。

    ・・・・・ end ・・・・・

タイトル画像:我が家の1㎡+αのバルコニーの片隅。

いただいたサポートは、次回「ピリカグランプリ」に充当させていただきます。宜しくお願いいたします。