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夏の雑詠七句➆


君の手の近くて遠い夏夕べ

季語:夏夕べ(三夏・時候)


さみだるる庭を横切る予鈴鳴る

季語:さみだる(仲夏・天文)


覗き見る青き氷河の割れ目かな

季語:氷河(三夏・地理)


江ノ電へドレッドヘアの半ズボン

季語:半ズボン(三夏・生活)


弟の旋毛つむじはふたつ山車を曳く

季語:山車だし(三夏・行事)


銭洗ひ待つや老鶯二羽三羽

季語:老鶯ろうおう(三夏・動物)


大仏の柔きよこがお若葉雨

季語:若葉雨(初夏・植物)



     ・・・・・

日曜日、夫の大学時代の友人四名と、江ノ電「極楽寺駅」下車、「鎌倉」駅までのウオーキングをいたしました。
私は、四十年ぶりの江ノ電。

ウオーキングを計画した夫の友人は、かつて湘南高校に通っていたため、その界隈に詳しく、ナイススポットを巡ってくれました。

そのひとつが、トップ画像の鎌倉の大仏様。
生垣の間から見える大仏様は、近くからでは見ることのできない、うつむき加減と美しさです。

また、訪れた其処此処では、老鶯がそれは見事な鳴きっぷり。
鼓膜が振動するほどの鳴き声に、「ああ、これが老鶯なのだ」と実感いたしました。

(長谷寺の紫陽花は、三時間以上待ちになった時点でチケット制になったらしく、残念ながら見ることができませんでした)



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