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しりとり俳句

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月石幸・香田ちり・卯月紫乃のしりとり俳句。
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2023年11月の記事一覧

しりとり俳句《79》

昨日から急に涼しく?いや、寒くなって来た東京です。 今週もこちらの続きから。 👇 第79回は、11/19~11/26(1648~1669)全22句 1648. 海風に遊ばれてゐるショールかな     ショール(三冬)さ 1649. ルームシェアしてゐる褞袍マフィンの香     褞袍(三冬)ち 1650. 枯木立小さき洞へと陽のひかり     枯木立(三冬)し 1651. 借りて来し絵本とホットドリンクス     ホットドリンクス(三冬)さ 1652. 葛湯溶

しりとり俳句(78)

こんにちは。 朝晩、だいぶ冷え込んできましたね。 今は日向ぼっこしながら 書いています😌🐢 さて、今週のしりとり俳句は 謎の物語シリーズができています🤣 こちらの続きからどうぞ。 第78回は、11/13~11/19(1628~1647)全20句 1628 着ぶくれて鮮魚売場に大きこゑ     着ぶくれ(三冬)ち 1629 声嗄れの若きキャプテン冬の海     冬の海(三冬)し 1630 海辺のカフェを覗きたる冬かもめ     冬かもめ(三冬)さ 1631 目

しりとり俳句(77)

いよいよ秋から冬に入りましたね。 そして昨日から急に寒くなった気がします・・・。 今週は駅シリーズ、そしてさりげなく立冬シリーズがありますよ! (シリーズには「*」ついてます♪) 第77回は、11/5~11/12(1606~1627)全22句 1606. 小屋の戸のペンキ塗りたて破芭蕉     破芭蕉(晩秋)さ 1607. 小説を書き出してみる木の実時     木の実時(三秋)ち 1608. 鴇色の揃ひのカバー菊枕     菊枕(晩秋)し 1609. ぐらぐらの自

しりとり俳句《76》

そろそろ秋の季語も終わりが近づいてきました。 こちらの続きから。 👇 第76回は、10/29~11/5(1585~1605)全21句 1586. 瑠璃色のペンで綴るや夜長人     夜長人(三秋)さ 1586. 一人だけまだ甘藷掘りをしてゐたり     甘藷掘り(中秋)ち 1587. 竜胆や父の形見の腕時計     竜胆(仲秋) 1588. 軽トラにどつさりとある落花生     落花生(晩秋)さ 1589. 背高泡立草となりはピザ屋     背高泡立草(三秋)ち