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しりとり俳句

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月石幸・香田ちり・卯月紫乃のしりとり俳句。
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2023年5月の記事一覧

しりとり俳句(53)

しりとり俳句、二年目という気負いも無くなごやかに進んでいます♪ それではさっそく! 第53回は、5/22~5/28(1109~1129)全21句 1109. 本日はお日柄も良く巣立鳥     巣立鳥(初夏)ち 1110. 鳥の日のページ外れし図鑑なり     鳥の日(初夏)し 1111. 観覧車小走りに乗るアロハシャツ     アロハシャツ(三夏)さ 1112. しゃつくりの止まらぬ夜や蟇     蟇(三夏)ち 1113. LPのエルビス耳に夏夕べ       

しりとり俳句《52》

しりとり俳句、二年目に入りました。 嬉しい限りです。 そして、一年目は、下五へ「かな・けり」などの詠嘆を使わないようにしようという暗黙の了解があったのですが(使うと、始まりが同じになって大変笑)、それだと、俳句を詠む練習の範囲が狭まる(俳句にとって下五の詠嘆などは大切)ということで、二年目からは、ルールを少し変えることにいたしました。 (ご提案くださったのは、ちりちゃんです!ありがとう!) ということで、二年目からの新ルールは、以下のとおり! (一年目の順番は、ちり→さち

しりとり俳句(51)

こんにちは。 初夏に入った途端、 なんだか雨続きですね☔️ そんな日も変わらず しりとり俳句は続けていますよ。 では、こちらの続きからどうぞ。 第51回は、5/8~5/14(1067~1087)全21句 1067 水曜を乗りきればもうあめんぼう    あめんぼう(三夏)ち 1068 ボウルに卵・牛乳と夏に入る    夏に入る(初夏)さ 1069 衣類棚すつきりさせて白あやめ    白あやめ(初夏)し 1070 やめる子の背中小さし夏桜    夏桜(初夏)ち

しりとり俳句㊿

ゴールデンウィークも最終日ですね! そして昨日5/6土曜日には立夏を迎えました。季語も夏になるとガラッと雰囲気が変わりますね。 ではさっそく今週のしりとり俳句です! 第50回は、5/1~5/7(1046~1066)全21句 1046. 不燃ごみ置場に春思ひとつあり     春思(三春)ち 1047. ありふれた歌詞口ずさみ春の果     春の果(晩春)さ 1048. 波照間の春を惜しむや山羊の声     春を惜しむ(晩春)し 1049. 声だけは一人前や雀の子