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俳句幼稚園 ~弐~

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⚜️各自note内で俳句を詠み、俳句幼稚園タグ付け&マガジン格納。⚜️【コメント欄は宝物】互いの句をコメント欄で鑑賞し高め合いましょう。(無理せず、自分のペースで) 投句時『意見(甘…
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#毎日投句

「ひよこ句会」第三回目以降について。

「第二回 ひよこ句会」の結果が開きましたので、第三回目以降、今後の予定についてをお伝えいたします。 参加は毎回自由、投句数も一句から三句まで自由です。 皆さま、それぞれ無理のないペースでご参加ください😊 半年すぎたあたりで、「進め方」「兼題」「題詠」などについてのご意見を一回伺い、その後に繋げていけたらと思っています。 よろしくお願いいたします。 投句方法など詳しいことについては以下をご参照ください。

春の雑詠(春の朝日・ネーブル)&【俳句幼稚園れんらくちょう】

還暦の春の朝日よ好きな句集 季語:春の朝日(三春) ネーブルをテーブルへ積む句集読む 季語:ネーブル(三春)      ・・・・・ 四月の半ばに六十一歳になるので(うわあ、文字にするとずしりとくるう笑)六十歳の日々もあと少し。 そんな一昨日、心揺さぶられる句集に出逢うことができました。 ご縁はある時、突然に。 まるで、夫との出逢いの時のようです。 なので、本日の二句は、その出逢いを記念して、自分に贈る句のようなものです。 ネーブルは、あのおへそがたまりません(笑

春の雑詠(春コート・新社員)

就活の新書選ぶや春コート 季語:春コート(晩春) 東京のマップ広げる新社員 季語:新社員(晩春)      ・・・・・ 「新」の文字の詠み込みお題、のために詠んだうちの二句。 堅めの句会ですと「マップ」って受け入れられない可能性があるので、こちらへ。 Googleマップの意味で使いたかったので、拡大、と迷いましたが、まあ広げるでもいけるかな? お時間がありましたら、自由に詠んでみてください。 何らかの括りがあったほうがいい場合は、私の使った季語で詠んでみてくだ

春の雑詠(春光・オランダ芥子)

春光を巻き込むやうにミキサー車 季語:春光(三春) 川底のオランダ芥子ひのひかり 季語:オランダ芥子(三春)      ・・・・・ オランダ芥子=クレソン。 釧路川の源流の川底に光っているのがクレソンと知った時は、驚きました。 本日は、少し以前に戻って名詞を大事にしてみました。 ひと月くらい寝かせてみると、後で見えてくるものもたまにあります。 (本当は、三年寝かせろ、とも笑) お時間がありましたら、自由に詠んでみてください。 何らかの括りがあったほうがいい場合

春の雑詠(鐘霞む・青き踏む)

尾の白き鳥の二羽をり鐘霞む 季語:鐘霞む(三春) 父の影母の影踏む青き踏む 季語:青き踏む(春)      ・・・・・ 一句目は、実景。 二句目は、音遊びな。 昨晩、初参加のZOOM句会へ(投句・選句は夏空システム使用)。 選句をしてくださる講師が、計九名という豪華さ。 (投句数は、九十九句でした) いくつもの学びがありましたが、一番感じたのは、 ということ。 そして、作句、選句ともに、まだまだであるということがよくわかりました。(この、まだまだは、俳句を理

春の雑詠(花の雨・春の海)

後輩へ譲る赤本花の雨 季語:花の雨(晩春) 窓のなき機体飛び立ち春の海 季語:春の海(三春)      ・・・・・ 窓のない機体は貨物機。 貨物機、って表現すれば四音ですむのですが、、、敢えての八音。 そこの是非はあるだろうなあ。 お時間がありましたら、自由に詠んでみてください。 何らかの括りがあったほうがいい場合は、私の使った季語で詠んでみてくださいね🐰

春の雑詠(春・春宵)

犇めくは異国のコトバ春の街 季語:春(三春) 春宵の渋谷の街よビラ配り 季語:春宵(三春)      ・・・・・ 昨日は、ミムコさんの文学フリマへの道・ノトコレの準備で、計8名のnoterさんと渋谷にある一室で作業をしました。 現在、変わりゆく街の渋谷。驚くほど海外の方がいらした。 コンビニの前に立っていれば「ハチ公はどこですか?」と英語で訊かれ、東口側にいた私は、今は工事中の所が多い中、ハチ公が一瞬どの方面か迷うという😅 作業が終わり、遅めの昼食をとりに予約

春の雑詠(犬ふぐり・土蛙)

ちやんばらの声高らかや犬ふぐり 季語:犬ふぐり(初春) お転婆のむんずと掴む土蛙 季語:土蛙(三春)      ・・・・・ 一句目、高らか、がどうにかならないかなあと思いつつ、懐かしの光景は、やはり、高らかだった。昭和だなあ。。 二句目、蛙をむんずと掴めたのは、幼いころの娘です😅 今も掴めるのだろうか。。。 お時間がありましたら、自由に詠んでみてください。 何らかの括りがあったほうがいい場合は、私の使った季語で詠んでみてくださいね🐰

春の雑詠(木の芽晴・浅蜊)

電柱へ伸びるアームよ木の芽晴 季語:木の芽晴(三春) 浅蜊吐く砂の溜まりて出刃を研ぐ 季語:浅蜊(三春)      ・・・・・ 普通の日常。 お時間がありましたら、自由に詠んでみてください。 何らかの括りがあったほうがいい場合は、私の使った季語で詠んでみてくださいね🐰

春の雑詠(いかのぼり・風船)

ビルの間の狭き空へといかのぼり 季語:いかのぼり(三春) 風船を配るピエロのまろき指 季語:風船(三春)      ・・・・・ ニューヨーク、ビルの屋上で凧あげをする子どもたち。 お時間がありましたら、自由に詠んでみてください。 何らかの括りがあったほうがいい場合は、私の使った季語で詠んでみてくださいね🐰

春の雑詠(初花・木の芽味噌)

初花の住み人居らぬ官舎かな 季語:初花(仲春) 菜箸の先色づくや木の芽味噌 季語:木の芽味噌(三春)      ・・・・・ 東京、早くも桜の開花宣言が。 トップ画像、見上げて撮ったので少々暗めですが、昨日夕方の近隣の桜。 やはり、ソメイヨシノは遠目の白さが際立ちますね。 お時間がありましたら、自由に詠んでみてください。 何らかの括りがあったほうがいい場合は、私の使った季語で詠んでみてくださいね🐰

春の雑詠(春休・長閑)

ペンだこが少し気になる春休 季語:春休(仲春) 書庫からの句集めくりて長閑なり 季語:長閑(三春)      ・・・・・ 昨日は、新宿・百人町にある「俳句文学館」(トップ画像)の図書閲覧室へ、朝から夕方まで滞在しました。 朝は曇りでしたが、午後からは日差しが暖かく、長閑。 かなり写し書きもしたので、大昔のペンだこが気になったのは、実は私です(笑) 学び多き時間でした。 お時間がありましたら、自由に詠んでみてください。 何らかの括りがあったほうがいい場合は、私の

春の雑詠(春一番・嫁菜飯)

内覧の新居へのみち春一番 季語:春一番(仲春) やはらかな手の握りたる嫁菜飯 季語:嫁菜飯(仲春)      ・・・・・ 一句目は、過去の実景。 二句目は、想像句。 お時間がありましたら、自由に詠んでみてください。 何らかの括りがあったほうがいい場合は、私の使った季語で詠んでみてくださいね🐰

#俳句幼稚園  486日目✨ 不器用な父の写した糸桜 季語:糸桜 薄紅色 の花を、細くて垂れ下った枝につける。樹齢は長い。 春の季語で自由に詠んでいます💕 実父の命日は春。登山と写真が趣味の、ぶっきらぼうで、無口の父でした。