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俳句幼稚園 ~弐~

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⚜️各自note内で俳句を詠み、俳句幼稚園タグ付け&マガジン格納。⚜️【コメント欄は宝物】互いの句をコメント欄で鑑賞し高め合いましょう。(無理せず、自分のペースで) 投句時『意見(甘…
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2023年5月の記事一覧

風薫る

きょうは37度にもなるそうです。 熱くならない昼前に、よちよち歩きながら買い物に行きました。 帰りに公園のベンチで心地よい風に当たってきました。  「寿命とは賜りしもの風薫る」 じゅみょうとは たまわりしもの かぜかおる 風薫るは夏の季語ですが、立夏は明日ですが待ちきれず…。 若い時から体も命も大切にはしてきませんでした。 怪我をするたびに妻から、 「あなたは自分が嫌いだから怪我をするのです。自分が嫌いで人を愛せますか」と責められました。 自分が嫌いだったのは結婚前のこ

『夕立や静かなるピアスの痛み』 あの時自分は大人になったのだと思う。 (季語夕立・三夏)

型•その4: 夏の月猫鈴ふっと止みにけり

濃あぢさゐ木魚朗朗叩きけりこあじさいもくぎょろうろうたたきけり 季語【濃紫陽花/植物】 蜘蛛の糸音楽葬の光りけりくものいとおんがくそうはひかりけり 季語【蜘蛛の糸/動物】 ※光りけり、どうか😓 夏の月猫鈴ふっと止みにけりなつのつきねこすずふっとやみにけり 季語【夏の月/天文】 ※けりに合わせて「ふつと」の表記の方が良いか?  「ふつと」だと誤読されないかと思って現代表記「ふっと」にした 雲の峰クラピアは地を這ひにけり くものみねくらぴあはちをはいにけり 季語【雲の峰

【俳句幼稚園】夏の雑詠〜梅雨に入る・カーネーション・卯月曇〜 ドライヤーの風むんむんと梅雨に入る 茎切りて十五日目のカーネーション 大窓のまぶしき卯月曇かな 18日に梅雨入りしても雨は降らないなぁ、と思っていたら台風が来そうです( ゚д゚)エッ

✈︎夏の雑詠 2023/5/30 〜山滴る、夏木立、夕焼、夏の月、桑の実〜

見送りて二人の家路山滴る 山滴る/三夏、下五字余り 今晩の献立決まり夏木立 夏木立/三夏 夕焼を陽の欠けゆきてあゝ自転    夕焼/晩夏 旅先のヴィノ・ブランコや夏の月 夏の月/三夏 桑の実を摘む人も踏む人もなき 桑の実/仲夏 ◆◆◆◆◆ 一句目。 先週は次男も数日間帰ってきて、束の間でしたが家族が全員揃いました。 その次男を送った後の様子を詠みました。今の地には山は皆無ですが、以前住んでいた地の夏の美しい山を思い出しながら。 三〜五句目は、週末に一泊

今日のはじめ&🔖【季語・紫陽花】~泉石

梅雨には、、紫陽花の可憐さがお似合いです! コロナ禍あけの今年は特に楽しみです‼️ 🔖 長雨とガクアジサイの出番来ぬ 季語を強調すべく、上五へ 🔖 紫陽花の雨をお供に出番来ぬ 🔖 紫陽花と玉の雫の出番来ぬ 🔖 紫陽花や玉の雫に青み増し

今日のはじめ&🔖【季語・入梅】~泉石

梅雨入り、発表。 今年は早いような気がする。 🔖 入梅や吾急ぎ足家に入(い)る 急ぎ足も、濡れるのは濡れるなぁ➰😢

今日のはじめ&🔖【季語・夏空】~泉石

🔖 夏空の古都に聳える法隆寺

しりとり俳句(53)

しりとり俳句、二年目という気負いも無くなごやかに進んでいます♪ それではさっそく! 第53回は、5/22~5/28(1109~1129)全21句 1109. 本日はお日柄も良く巣立鳥     巣立鳥(初夏)ち 1110. 鳥の日のページ外れし図鑑なり     鳥の日(初夏)し 1111. 観覧車小走りに乗るアロハシャツ     アロハシャツ(三夏)さ 1112. しゃつくりの止まらぬ夜や蟇     蟇(三夏)ち 1113. LPのエルビス耳に夏夕べ       

俳句ポスト365 季語:野遊

俳句ポスト中級並選ありがとうございました✨ 季語の「野遊」は「(人が)春の山野に遊ぶこと」 遊園地や公園の遊具、人工的な施設はこの季語の範疇ではないようです。 類想の例に花を摘む、おにぎり、サンドイッチ、卵焼き、唐揚げetc.と出ていたので「しまった!」と思いましたが、選ばれたのはこちらでした。 もうひとつは 【野遊や吾子の頬張る卵焼き】 ばっちり卵焼き使ってました😂  ただ夏井先生のおっしゃるには、 類想が悪いわけではないので、いかに独自の発想を加えられるかなのでし

【俳句】夏の空 炎天 葛切り

善き事を成して一人や夏の空 炎天に動くものなし一周忌 鍵善の葛切り二言三言かな 一句目 別に善人ではないが、たまには人に親切にすることもある。 エスカレーターの順番をゆずったり、両手に荷物を抱えている人のエレベーターのボタンを押してあげたり、散歩中のわんちゃんの機嫌をとってあげたり、お店の商品をきちんと並べてあげたりとか。 誰も気づいていないけど、あの空は見ていてくれる。 二句目 先日、父の一周忌を済ませた。 さして信心深いわけでもないので、もう1年か、くらいの感覚。

型その3・応用型その2️⃣ スウィーティーに顔ぶっ込んでゐる眼白

スウィーティーに顔ぶっ込んでゐる眼白すうぃーてぃーにかおぶっこんでいるめじろ 季語【眼白/動物】 ※「ぶっ込む」強いと思ったのですが 顔半分埋もれさせて柑橘に吸い付いている眼白の勢いを出したいと思った✨ そのうえで やっぱり「突っ込む」「吸い付く」くらいが良かったかな?とも思う 皆さんは如何ですか? ※「ゐ」の表記が効果的かどうか 彼方まで皆若木なる夏木立かなたまでみなわかぎなるなつこだち 季語【夏木立/植物】 黒雲を裂く虹の輪の太さかなこくうんをさくにじのわのふとさ

【俳句幼稚園】夏の雑詠〜蛇苺・風薫る・初夏(はつなつ)〜 教室のボスの取り巻き蛇苺 木の床のさらりとなじみ風薫る 初夏や海老天ぷらのひとくち目 いつもありがとうございます^ ^ 句へのご意見ご感想お待ちしてまーす♪ お腹すいた😋

今日のはじめ&🔖【季語・泉】~泉石

「泉」が季語とは・・・ なんだか光栄である 滾々と湧き出づる いつも、そして、ここぞのとき 🔖 源や泉湧くぼこ悠かなる 🔖 源や泉湧くぼこ混ざりなし 🔖 源や泉湧くぼこ禊かな