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誰かと会いたい、と思うとき

私は、友人にあまり自分から連絡を取るタイプではない。さらに、何年も連絡していないと、ますます連絡しづらくなっていく。あの子元気にしてるかな?久しぶりに連絡してみようかな?と思うことは時々あるけど、結局しない。

先日、前職の後輩が数年ぶりにLINEをくれた。最後に会ったときは、後輩が退職するか迷っており、その相談に乗った。とは言っても、たいしたアドバイスなんてできなかったんだけど。数年越しで、ついに退職することになったそうで、その報告だった。

正直、すごく嬉しかった。私もまた機会があれば会いたいと思っていたし、心の片隅で気にかけてはいた。でも、なかなか連絡する勇気が持てなかったのだ。単純に、私のことを覚えてくれていたことも嬉しいし、わざわざ報告してくれたことも嬉しい。気軽に連絡を取り合う関係性ではないから、きっと勇気を出して連絡をくれたんだろうな、と思う。

最近はキャリアチェンジのための勉強が忙しいし、お互いの家はある程度距離もある。普段なら、「また機会があれば会えたらいいですね」で終わらせるところだが、思わず「ぜひ会いましょう!」と返信していた。

思い返せば、これまでも、会いたいと思う人には「会いましょう」と伝えていた。普段は休みが合わない友人や、遠方に住んでいる友人に、会えるタイミングがあれば連絡を取っていた。数は多くはないけど。大切に思うひとのためなら、面倒さも乗り越えることができる。

私はひとりでいることがすきだ。その時間を削ってまで人と会いたいと思うことが少ない。だから会社の飲み会も、乗り気じゃなかったら平気で断る。経験上、家に帰ってからどっと疲れるし、お金も時間も無駄にしたと後悔することが目に見えているから。それなら家でひとりで大好きなYouTubeでも観ながら飲む方が幸せなのだ。

そんな私が、「会いたい」と思えるようなステキな人たちが周りにいて、幸せだな、と思った。

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