マーケ担当は身近な人を観察してみる
情報が溢れる今、消費者はどのように情報を収集し、どのように育成され、どのように購買行動をするのだろうか。
マーケティング担当は、常に“いま”の消費者行動に敏感にならなければならない。
手っ取り早いのが、周囲の人の観察だ。
簡単だけれど、意外としていない人が多い。
なぜか、身近にいる人は対象から除外されがちなのだ。
いやいや、あなたの友達、彼氏彼女、両親、職場の同僚、上司、みな消費者行動を観察する対象なのだ。
ぜひ観察してみてほしい。本当に十人十色だと思う。
そんな中でも、観察を続けていれば、共通点や特徴が見えてくるはずだ。
また、あまりお勧めはしないが、電車に乗っている時に隣の人が何を見ているかもみると良い(ちら見程度で)。
どんな情報媒体を見て、どんな行動をしているのかを観察することで、ペルソナの行動パターンをイメージしやすくなるというメリットがある。
行動だけでなく、結果から振り返ってみるのも面白い。
例えば、弟が何かものを買ったとする。
弟ならば、遠慮なく聞けると思うが、「なんで買ったのか」「どこで知ったのか」「どれくらい検討していたのか」「なぜ購入に踏み切ったのか」など根掘り葉掘り聞いてみよう。
消費者の行動に対する機敏が読み取れるはずだ。
マーケティング担当は、カスタマージャーニーマップを作成することが求められるケースが多い。
そのためにも、サンプルとなるケースを観察し、時にはインタビューすることでデータベース化し、施策の成功確度を高める努力が必要だろう。
ぜひあなたの身近な人を観察、インタビューしてみよう。
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