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モリタゼミ#2-6 「シチズンサイエンス①」

5/16(木)のゼミは体調不良でお休みしました。
2週間前くらいから咳が出始め、熱が上がったり下がったりしながら生活してます。

病院では、人にうつらないやつだからいつも通りの生活していいよと言われたものの、咳ってやっぱり気になるし、バイト先は飲食店だからうつらないとか関係なく普通にアウトだよなと思いつつ、、
最近学校とか電車とかで咳してる人結構いて、みんな大変だよな、頑張ろうな、と、謎に仲間意識、団結心が生まれてます笑

やっとこの週末は夜中咳で起きることなく朝を迎えられたので(歯磨きとか何もしないまま19時からリビングで気絶するように寝てました。気づいたら朝8時。寝不足で限界だったんでしょうね。怖かったです。)長かった薬との生活も終わりがみえてうれしい✨

では振り返り、ではないですね。ゼミの話に戻ります!
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前回のゼミはプロジェクトチームに分かれて活動したみたい。

私は2年後期はイベントの企画&実施をした。
今回はシチズンサイエンスのチーム!
プロジェクト初回から出遅れてしまってるから、みんなのnoteを読み、先生のお話も聞いて、早くみんなの熱量に追いつきたい。

早速出た課題は「シチズンサイエンスとは?」
日本学術会議の提言を読んでまとめること。

めっちゃ簡潔に言うと、シチズンサイエンスは職業科学者ではない一般市民によって行われる科学的活動、知的な生産活動のこと。

細かく分類すると以下の様式に分けられる。

【様式①】
(1)職業科学者の研究に市民が参加 or 市民が職業科学者に協力を求める(…CBPR)
(2)ある程度の科学教育を受けた市民が非職業科学者として研究成果を上げる(…BTWR)

【様式②】
(1)「学問体系における科学的規範に則った知識生産の様式であり、研究テーマの設定も、その規範によって規定される。」(…モードⅠ)
→研究が先にあって、それを応用したら何かの課題解決に役立つかも!っていう、ザ・研究って感じのやつだと解釈したけど合ってるか不安。間違ってたら教えてください!
(2)「社会に解放された知識生産の様式であり、取り組むべき研究テーマは現実の社会に起きた解決すべき課題として現れる。課題の設定ならびに解決は特定の学問体系における規範ではなく、社会の要請によって規定される。」(…モードⅡ)
→社会課題が先で、それを解決するために行われる研究。(1)に比べるとちょっと研究色薄めなイメージ。どっちかというと研究っていうより課題解決が強くて、研究が手段っていう感じだと思いました!

この様式①②を、こんな風に同じ大きさの要素として並べていいのか、自信はないし、まだ他の分類の仕方がありそうだなとか思うけど、とりあえずシチズンサイエンスといっても広いなっていう印象。

シチズンサイエンスの課題として、
・海外に比べて日本で広まっていない。
・展開できたとしても、そもそもシチズンサイエンスを実施できる基盤が整っていない。
っていうのがあるけど、これを解決するためには分類ごとにマスかけ算みたいにやっていかないといけないんじゃないかと思った。結構大変そうだけど、未知の広い世界が広がってるのワクワクする。

私が思うシチズンサイエンスの全体像はこんな感じ。
ここからは提言読んで特に印象に残ったことを軽く書こうと思う。

まず1つ目は、青森県は短命県と言われていて、呼び名返上のために健やか力を上げる取り組みを進んで行っていること。オープンイノベーションプラットフォームを活用し、市民を巻き込むだけでなく、地域行政や教育委員会と連携している。

市民に広めるってなると民間だけの場合、行政だけの場合、どちらにも限界がある。協力するのって大事だよなと改めて思った。そして連携が形だけにならないように、連携して満足するんじゃなくてちゃんと結果を求めないとなと思った。

これは3月に太宰府でシャルソンをしたときの話で規模感はちょっと違うかもしれないけど、、
太宰府のふるさと納税を広めるという意図で、実際の返礼品を3、4種類太宰府市役所から提供していただき、それをイベント最後の交流会のときに参加者に試飲、試食してもらったり、パンフレットを配ったりした。

興味を持ってもらえた感じはしたけど、実際に数字になったかどうかは分からない。もともとガチガチに数字を求めるものではなかったとはいえ、提供していただいた身なのに調べようともしていなかったなと反省した。
形だけで満足したとまでは言わないけど、イベントに協力していただけた時点でミッション1つクリアした気になっていたのは否めない。

あと健やか力って聞き慣れない言葉だけど響きが好きだなと思った。短命県だから長寿を目指すという浅く単純な目標を立てるのではなく、健やかに生きることを目標にするそのセンス、自分もほしいと思った。
いや、目標の作り方だからセンスじゃなくて思考力か。

2つ目、おもしろいなと思ったのが、
「素人の専門性モデル」
はじめにこの言葉を見たときは、素人と専門性という言葉は反対というか、素人は専門知識ないから素人なのであって、その2つの言葉が結びつけてあるのが不思議だった。けどその素人ならではの目線だったり、体系化された知識がないからこそ感覚的に現場の勘を身につけていて本質を捉えていることがあったりするって書いてあって納得。だから「専門"性"」なんだなって思った。

あとこの説明の中で、素人の判断基準が専門家に"及ばない"のではなく、専門家と"異なる"と表現してあるのがいいなと思った。
学術的な、確かな知識を持っている人が偉いんじゃない。
シチズンサイエンスを広めるためには、職業科学者と非職業科学者が互いに尊敬し合うこと、それぞれのいいところを掛け合わせていくという意識があることが大前提なんだと思った。

日本ではあまり広まっていないシチズンサイエンス。
さっきも書いたけど、未知の分野に飛び込めるの楽しい!
海外の論文を読む機会が増えそうなので、英単語帳引っ張り出して英語に触れる時間を増やそうと思います!

それでは次回の振り返りで〜🌷

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